ソニーは、10月26日から11月7日まで開催する(11月1日は終日閉場)クリエイティブの祭典「TOKYO DESIGN WEEK2016」に出展し、身体の動きを音に変換するウェアラブル端末「MOTION SONIC PROJECT」を展示した。「MOTION SONIC PROJECT」の展示は10月31日まで。


「TOKYO DESIGN WEEK2016」の前期(10月31日まで)に出展する

 端末は、手首などに装着して動かすと、動きの速さや強さによって音が鳴るというもの。開発を担当したソニーのエンジニア、稀淳(キム・ヒスン)氏は「ソニーの音体験は20世紀にラジオから始まって、ウォークマンに至った」と歴史を振り返り、「21世紀も新しい音体験に挑戦する」と意気込む。
 

端末を手首に装着したソニーの若手エンジニア、キム・ヒスン氏

 開発の背景について「今では専門技術が必要な楽器や機械などで音楽を奏でているが、人間の原始的な音楽は多くの場合、手拍子や足踏みといった動きを伴うものだった。誰もが奏でられるという音楽本来の体験に立ち返りたい」と語った。将来的には「左右両方の手首足首に装着し、全身を使って本格的な音楽を奏でられるようにしたい」という。

 この取り組みが、今後どのような新しい音楽体験を生み出すのか、注目される。