ソニーのロゴが最初についたのは、1955年に発売した日本初のトランジスタラジオ「TR-55」で、その後の成功につながった歴史的製品だ。


日本初のトランジスタラジオ「TR-55」​

 当時の社名は「東京通信工業」だったが、海外で発音しにくいことが課題となっていた。そのため、チューニング表示板には、社名ではなく、世界中で発音しやすいブランド名として「SONY」の4文字を配置した。

 その後、当初から世界を意識していた創業者の井深大、盛田昭夫の両氏により、58年に社名を商標と一致する「ソニー株式会社」に変更した。

 所在地や事業カテゴリーを社名にするのが主流だった創業当時、4文字のロゴを考案して社名にしたソニーは周囲から異端視されたが、盛田氏は「われわれが世界で通用するブランドとして成長するためだ」と説明していた。

 それから年月がたち、現在は世界を代表する一大ブランドになった。6代目となる今のロゴは、40年以上にわたり世界中で使い続けられている。