ドコモ、初のLTEサービス「Xi」対応タブレット2機種、防水の「ARROWS Tab」など

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2011/09/08 15:16

 NTTドコモは、次世代通信LTEサービス「Xi(クロッシィ)」に初めて対応したAndroid搭載タブレット端末「ドコモ タブレット GALAXY Tab 10.1 LTE SC-01D」を10月上旬に、「ドコモ タブレット ARROWS Tab LTE F-01D」を10月中旬に発売する。

 2機種とも、屋外で受信時最大37.5Mbps、送信時最大12.5Mbpsの高速データ通信ができるLTEサービス「Xi」に対応。さらに、Xiエリア内の一部の室内施設では、受信時最大75Mbps、送信時最大25Mbpsの速度で通信できる。

GALAXY Tab 10.1 LTE SC-01D

 共通の仕様として、約10.1インチの大画面ディスプレイ、デュアルコアCPU(GALAXY Tabは1.5GHz、ARROWS Tabは1GHz)、Android 3.2を搭載し、快適な操作性を実現した。また、高速データ通信が可能な「Xi」の利便性と大画面の「タブレット」の両方のメリットを体感してもらえるよう、9月1日から日本でのサービスを開始したアメリカで人気の動画配信サービス「Hulu」など、四つのコンテンツ(サービス)をプリインストールし、それぞれドコモユーザー限定特典を用意する。

 「GALAXY Tab 10.1 LTE SC-01D」は、サムスンの世界的な人気機種「GALAXY Tab 10.1」をベースに、「spモードメール」や「ドコモマーケット」など、ドコモが提供するサービスに対応した日本向けモデル。10.1インチの大画面、7000mAhの大容量バッテリを搭載しながら、薄さ約8.6mm、重さ約565gのスリム・軽量ボディで、外出先でも快適に利用できる。サイズは高さ約175.0×幅257.0×厚さ約8.6mm。カラーはPure White。

 「ARROWS Tab LTE F-01D」は、IPX5/IPX7の防水性能を備えたハイスペック防水モデル。ワンセグ放送に対応し、防水を生かして、お風呂テレビとして利用することができる。また、画面に触れずに画面をスライドできる「ハンドジェスチャーコントロール機能」を搭載し、例えば、料理をしながらレシピアプリを確認するといった使い方ができる。サイズは高さ約181.0×幅262.0×厚さ約11.3mm、重さは約597g。カラーはEternal White。

ARROWS Tab LTE F-01D

 2機種の発表に合わせて、新たに端末の分類のなかに「ドコモ タブレット」を設け、今後、タブレット端末を「ドコモ タブレット」シリーズとして提供していく。

 また、Xi対応タブレットの発売と同日の10月上旬から、「Xi」の新たなデータ通信専用プランとして、「Xiデータプラン フラット にねん」「Xiデータプラン フラット」「Xiデータプラン2 にねん」「Xiデータプラン2」を提供する。

新Xiデータ通信専用プランの料金イメージ図

 新プランのうち、「Xiデータプラン フラット」は月々一定の「フラット型」、「Xiデータプラン2」は最低金額から上限金額までの間が従量課金制となる「2段階型」。さらに、それぞれ2年間の利用の約束の有無によって月額利用料が異なる。なお、2012年4月30日まで「Xiスタートキャンペーン」を実施しており、各プランとも、月額利用料の上限額から1575円割り引く。キャンペーン適用後の「Xiデータプラン フラット にねん」の月額利用料は4410円、「Xiデータプラン フラット」は5880円。