無料充電スポット「POWER SPOT GO」、実証実験開始

暮らし

2026/05/27 17:30

 ベルデザインは5月から、同社がこれまで展開してきたワイヤレス給電プラットフォーム「POWER SPOT」を基盤にした、動画広告を視聴することによって街中で無料充電が可能になるサービス「POWER SPOT GO(パワスゴ)」を、順次開始する。

「パワスゴ」で用いられる「HOME」

動画広告を視聴すると無料で街中で充電ができる

 「POWER SPOT」ではこれまで、オフィス、カフェ、公園、街といった、さまざまな空間にワイヤレス給電を展開しており、おもに什器などに埋め込みが容易な新規施設を中心に、導入実績を積み重ねてきた。

 今回、サービスが開始された「パワスゴ」は、「給電・充電」という確実なニーズを起点に、空間そのものを「空間メディア」へと転換すべく開発されている。同社の展開してきた「POWER SPOT」と、広告配信を組み合わせた新たなメディアサービスで、ワイヤレス充電ユニット「HOME」や「HOME-inside」、専用の「POWER SPOT GO」アプリなどを通じて提供される。
 
「パワスゴ」HOME-inside
 
「POWER SPOT GO」アプリの画面イメージ

 ユーザーにとっては、ケーブルを持ち歩くことなくスマートフォンを手軽に充電できるほか、施設滞在中のストレス軽減、体験価値の向上といったメリットがある。

 一方、設置施設にとっては、既存空間を活用した新たな付加価値創出が可能であり、設備投資負担を抑えつつ導入できるサービスモデルとなっている。また、施設の先進性・話題性向上にも寄与する。

 さらに、広告主にとっては、「充電」という高い関心状態で接触可能な広告体験を提供する、視認性に優れた行動前後の文脈で訴求できるメディアであり、実利用データに基づく効果測定にも役立てられる。

 現在、「パワスゴ」はJ-POWERによる協賛のもと、多様化するワーク・滞在空間における有効性を検証すべく、サービスオフィス内ワークラウンジ(共用空間)や、シェアラウンジ(滞在型空間)といった領域において、実証実験が行われている。

 今後は、ワークスペース機能およびリテール・滞在機能を備えた施設へと対象を拡張して、ワークスペース空間(ドロップイン型オフィス、ワークラウンジなど)、スポーツ・レジャー空間(ゴルフ練習場、ゴルフ場内レストランなど)、商業・リテール空間(カフェ、飲食店、駅ビル、美容室など)、公共・公益空間(駅、空港施設、病院、学術機関、行政機関、バスターミナルなど)といった空間での展開を予定しているという。