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還元率見直しでもお得度は変わらない? 「ポイ活プラン」は毎月の決済額が重要

 【生活に役立つ通信・SIM&ポイ活 トピックス 003】 NTTドコモは、「『ドコモポイ活』ポイント還元キャンペーン」と「10%還元キャンペーン」を4月30日で終了します。キャンペーンが終了してポイント還元率が下がると、一気にお得感がなくなるように思えます。しかし、利用状況によっては現状と変わりません。今回は、改めてドコモの「ポイ活プラン」の特典を整理し、キャンペーン終了後の損益分岐点を解説します。

キャンペーン終了の告知

キャンペーン終了後は「dカード PLATINUM」がより有利に

 「『ドコモポイ活』ポイント還元キャンペーン」は、2025年6月5日に提供開始した「ドコモ ポイ活 MAX」/「ドコモ ポイ活 20」契約者を対象としたポイント還元率上乗せキャンペーン。一方、「10%還元キャンペーン」は、オンライン専用ブランド「ahamo」の「大盛りオプション」契約者のみ加入できる「ポイ活オプション」契約者を対象としています。ともに5月1日以降は、対象の決済サービスの利用に対し、「ドコモ ポイ活特典/ahamo ポイ活特典」の通常の還元率を適用します。

 「ドコモ ポイ活 MAX」を例にすると、4月30日までのキャンペーン期間中は、指定の条件を満たすと、dカードの種別を問わず、通常のポイント還元率+10%だったところ、5月1日以降は、カード種別ごとに+10%/+5%/+3%となり、プラチナカードの「dカード PLATINUM」以外は還元率がダウンします。
 
2026年4月30日までの還元率(「ドコモ ポイ活 MAX」の場合)

 同様に、「ドコモ ポイ活 20」は一律+5%だったところ、カード種別ごとに+5%/+2%/+1%に変わります。月あたりの進呈ポイント上限数は変更なく、「ドコモ ポイ活 MAX」は5000ポイント、「ドコモ ポイ活 20」は2500ポイントです。
 
2026年4月30日までの還元率(「ドコモ ポイ活 20」の場合)

 本来はカード所有にステータスを求める層に向けたプラチナカードである「dカード PLATINUM」は別途、年会費2万9700円がかかるため、「ドコモ ポイ活 MAX」の特典で毎月5000ポイント獲得しても、それだけだと差し引き年間3.03万円相当のプラスにとどまる計算ですが、やはり「+10%」のインパクトは大きいです。

 年会費1万1000円のゴールドカード「dカード GOLD/dカード GOLD U」でも、月10万円以上支払って毎月5000ポイント獲得すれば差し引き4万9000円相当得するので、「ドコモ ポイ活 MAX」はプラン名の通り、「ポイ活」に取り組むならおすすめの料金プランといえるでしょう。

 一方、毎月のポイント進呈上限が「ドコモ ポイ活 MAX」の半分となる「ドコモ ポイ活 20」の場合は注意が必要です。例えば、「ドコモ ポイ活 20」と「dカード GOLD/dカード GOLD U」の組み合わせの場合、対象のキャッシュレス決済サービスの利用が月12万5000円以上なければ月2500ポイントの上限には達しません。

 見方を変えると、dカードなどの対象決済サービスで現時点で月12万5000円以上支払っているなら(125,000×0.02=2500ポイント)、キャンペーン終了によってポイント還元率が下がってもポイ活特典によって毎月獲得できるポイント数に変わりはなく、キャンペーン終了によるマイナスはありません。
 
毎月の決済額によってキャンペーン終了の影響は変わる
(画像はイメージ)

ポイント還元型プランは「損得の見極め」が必要

 ソフトバンクも6月2日から、新料金プランとして「ペイトク2」の提供を開始します。「ペイトク2」「ドコモ ポイ活 MAX/ドコモ ポイ活 20」どちらも、条件は、自社のキャッシュレス決済サービス(クレジットカード・コード決済)と通信キャリアを揃えること。特典ありきですが、こうした“ポイント還元型”料金プランのほうが実質負担が少なくて済むことが多く、経済的なメリットは大きいのです。
 
ソフトバンクの新料金プラン「ペイトク2」は
2026年6月2日スタート

 一般的に、サービス開始記念キャンペーンの改定・見直しは、ユーザー獲得のため過剰に大盤振る舞いだった部分の改正や新規ユーザー獲得に向けたプロモーションの縮小のため。通信事業者をはじめ、多くの小売店舗や旅行会社などがポイントによる囲い込みを進めるなか、以前にも増して「ポイ活」は情報戦に近づきつつあります。よって、現行の他のプランや他社のプラン・サービスなどとしっかり比較することをおすすめします。今回の場合、毎月の決済額がポイント進呈の上限を超えるかどうかが、明暗を分ける分岐点です。
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