2026.4.06 17:30
かしこく暮らす個人向け「副回線」の代わり 「JAPANローミング」始まる 4月1日から
【生活に役立つ通信・SIM&ポイ活 トピックス 001】 NTTドコモ、KDDIと沖縄セルラー(au/UQ mobile)、ソフトバンクは、個人向け副回線サービスの新規申込受付を2026年2~3月にかけて終了しました。サービス自体も、ソフトバンクは8月24日、au/UQ mobileは8月31日、ドコモは9月30日に終了予定です。一方、これら4社に楽天モバイルを加えた5社は、非常時における通信の代替手段の提供を目的とした新サービス「JAPANローミング」を4月1日から開始しました。
新サービス「JAPANローミング」のロゴ
「JAPANローミング」は、従来の副回線サービスが担ってきた非常時のバックアップ回線の役割を、事前申込不要・利用料無料で提供する新たな仕組み。大規模災害や通信設備の障害発生時など、契約している通信事業者のサービスが利用できない場合でも、代替手段として他社の4G LTEに一時的に接続して最低限の通信ができるため、「緊急時につながらない」トラブルが減ると見込まれています。
JAPANローミング(非常時事業者間ローミング)
サービス提供イメージ(TCAのウェブサイトより)
提供方式は、「フルローミング方式」と「緊急通報のみ方式」の2通り。アンテナピクトに「JPN-ROAM(JpnRoam)」と表示されるフルローミング方式の場合は、音声通話、SMSに加え、送受信最大300kbpsでのデータ通信も可能です。一方、緊急通報のみの場合は、警察、消防・救急、海上保安庁への発信に限られ、データ通信やSMSは利用できません。
なお、MVNOでも、同じ仕組みで音声とSMSは利用可能ですが、データ通信はMVNOごとに対応状況が異なるため、詳細は各事業者への確認が必要です。
提供方式は、「フルローミング方式」
と「緊急通報のみ方式」の2通り
対象機種は、2026年春以降発売の最新機種と、iPhone 16e、iPhone 17シリーズ、iPhone Air、Apple Watch Series 11/Ultra 3/SE(第3世代)以降のGPS+Cellularモデル、Google Pixel 7シリーズ以降などの一部機種。
副回線サービスは有料(月額429円)だったことを考えると、無料で使える「JAPANローミング」は経済的には大いにメリットがありますが、対象機種は比較的新しい機種に限られるので、「JAPANローミング」を従来の副回線サービスの代わりに利用する想定なら、発売から年月の経ったスマホの旧機種や「ガラホ」は選ばないほうが賢明といえるでしょう。
◆◇◆◇◆◇◆◇◆
新連載となる本連載では、主要4キャリア(ドコモ・KDDI/au・SoftBank・楽天モバイル)が発表したプレスリリースや各種お知らせから、「ちょっといい暮らし」に役立つ情報を厳選して紹介します。dポイント・Pontaポイント・PayPayポイント・楽天ポイントの各ポイント経済圏に関する情報もフォローしていくのでご期待ください。
■Profile
Fumi Sagano
2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP)。スマホ業界ウォッチ歴10年以上。
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災害時などに他社回線経由で最低限の通信が可能に 事前申込みは不要
3月31日にドコモの3Gサービスが停波し、日本のモバイル通信サービスは、4G LTEと高速・大容量の5Gによる新たなステージに入りました。「ガラホ」と呼ばれる折りたたみ型端末はあるものの、携帯電話の主流は完全にスマートフォン(スマホ)へと移行しています。「JAPANローミング」は、従来の副回線サービスが担ってきた非常時のバックアップ回線の役割を、事前申込不要・利用料無料で提供する新たな仕組み。大規模災害や通信設備の障害発生時など、契約している通信事業者のサービスが利用できない場合でも、代替手段として他社の4G LTEに一時的に接続して最低限の通信ができるため、「緊急時につながらない」トラブルが減ると見込まれています。
サービス提供イメージ(TCAのウェブサイトより)
提供方式は、「フルローミング方式」と「緊急通報のみ方式」の2通り。アンテナピクトに「JPN-ROAM(JpnRoam)」と表示されるフルローミング方式の場合は、音声通話、SMSに加え、送受信最大300kbpsでのデータ通信も可能です。一方、緊急通報のみの場合は、警察、消防・救急、海上保安庁への発信に限られ、データ通信やSMSは利用できません。
なお、MVNOでも、同じ仕組みで音声とSMSは利用可能ですが、データ通信はMVNOごとに対応状況が異なるため、詳細は各事業者への確認が必要です。
と「緊急通報のみ方式」の2通り
対象機種は、2026年春以降発売の最新機種と、iPhone 16e、iPhone 17シリーズ、iPhone Air、Apple Watch Series 11/Ultra 3/SE(第3世代)以降のGPS+Cellularモデル、Google Pixel 7シリーズ以降などの一部機種。
副回線サービスは有料(月額429円)だったことを考えると、無料で使える「JAPANローミング」は経済的には大いにメリットがありますが、対象機種は比較的新しい機種に限られるので、「JAPANローミング」を従来の副回線サービスの代わりに利用する想定なら、発売から年月の経ったスマホの旧機種や「ガラホ」は選ばないほうが賢明といえるでしょう。
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新連載となる本連載では、主要4キャリア(ドコモ・KDDI/au・SoftBank・楽天モバイル)が発表したプレスリリースや各種お知らせから、「ちょっといい暮らし」に役立つ情報を厳選して紹介します。dポイント・Pontaポイント・PayPayポイント・楽天ポイントの各ポイント経済圏に関する情報もフォローしていくのでご期待ください。
■Profile
Fumi Sagano
2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP)。スマホ業界ウォッチ歴10年以上。
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