メルペイは12月10日に、全国の18~69歳の男女4707名のうち、「推し活を行っている」と回答した600名を対象に実施した、「推し活と金銭感覚・消費行動」に関する調査の結果を発表した。同調査は、11月21~25日の期間に行われている。
「推し活」の対象がライフスタイル全般に広がっていることが明らかに
2割超の人が「推し/推し活」を「生活必需品」と考えており、
5割近くの人が推し活費は「心のコンディションを整えるメンテナンス費」と回答
「推し」または「推し活」の位置付けを尋ねた質問では、「生活必需品(生きるために必要)」という回答が22.5%に達している。また、推し活費に対する考え方を尋ねたところ(複数回答)、「推し活費は、心のコンディションを整えるメンテナンス費である」(47.7%)が最多となり、「推し活費は、生活全般を豊かにしてくれる『自己肯定』のための支出である」(26.4%)、「推しがいるからこそ、仕事や収入を作ることを頑張れる」(25.5%)がそれに続いた。
物価高でも半数近くが推し活の支出を減らさず。
理由は「推し活がもたらす精神的な満足感や幸福度を維持したかったから」が最多に
物価高を理由に、推し活の支出を減らしたことがあるかを尋ねた質問では、「減らしていない」とする回答が48.1%に達している。また、推し活の支出を減らさなかった理由としては(複数回答)、「推し活がもたらす精神的な満足感や幸福度を維持したかったから」(38.8%)がもっとも多かった。
半数超の人が推し活でお金を使いすぎた経験があるものの、
「それでも出費したことへの後悔は一切ない」という意見も多い
推し活において、想定以上にお金を使いすぎた経験があるかを尋ねたところ、「ある」という回答が58.3%に達している。推し活にお金を使いすぎたと感じた際の感情としては(複数回答)、「楽しい一方で、出費への不安や、活動継続への葛藤を感じている」(29.1%)、「後から振り返ると後悔や自己嫌悪に陥ることがある」(26.1%)が上位を占めたものの、「それでも出費したことへの後悔は一切ない」(26.4%)という回答も多くみられた。
6割超の人が推し活における支出管理に悩みを抱えている
推し活と支出管理の悩みを尋ねた質問(複数回答)では、「予期せぬイベントやグッズ販売など、突発的な高額出費への対応が難しい」(27.5%)といった、悩みを挙げる回答が6割超に達している。具体的な事例としては、チケットの当落が分かるまで金額が確定しない「遠征・宿泊・交通費」を挙げる声が多かった。
推し活を継続するための金銭面での工夫として、
「循環型推し活」が広がる
推し活を継続するために行っている、金銭面での工夫としては(複数回答)、「他の趣味や娯楽の費用を削る」(30.5%)、「我慢する、購入頻度を下げる」(25.5%)といった「節約」を挙げる回答が多い一方、「クレジットカードやポイントサービスを活用し、積極的にポイントを貯めたり使ったりする」(22.3%)、「フリマアプリで不要になったグッズを売却し、活動資金に充当する」(16.2%)といった、「循環型推し活」が新たな選択肢として広がりつつある。
とりわけ、「メルカード」利用者では「フリマアプリで不要になったグッズを売却し、活動資金に充当する」という回答が34.7%と、全体と比較して約2倍に達している。
6割以上が支出管理に悩み
調査対象者に、時間やお金をかけている特に好きなこと・応援している対象(推し)を尋ねたところ(複数回答)、「人物(アイドル、ミュージシャン、俳優、タレント、芸人、インフルエンサー、スポーツ選手など)」(67.2%)がもっとも多く、「コンテンツ(アニメ、マンガ、ゲーム、映画、小説など)」(37.7%)、「趣味・クリエイティブ(カメラ、アート、ハンドメイド、DIY、料理、楽器演奏など)」(17.1%)、「体験(旅行、フェス、イベント参加、スポーツ観戦、キャンプ、サウナ、釣りなど)」(15.3%)がそれに続いた。
5割近くの人が推し活費は「心のコンディションを整えるメンテナンス費」と回答
「推し」または「推し活」の位置付けを尋ねた質問では、「生活必需品(生きるために必要)」という回答が22.5%に達している。また、推し活費に対する考え方を尋ねたところ(複数回答)、「推し活費は、心のコンディションを整えるメンテナンス費である」(47.7%)が最多となり、「推し活費は、生活全般を豊かにしてくれる『自己肯定』のための支出である」(26.4%)、「推しがいるからこそ、仕事や収入を作ることを頑張れる」(25.5%)がそれに続いた。
理由は「推し活がもたらす精神的な満足感や幸福度を維持したかったから」が最多に
物価高を理由に、推し活の支出を減らしたことがあるかを尋ねた質問では、「減らしていない」とする回答が48.1%に達している。また、推し活の支出を減らさなかった理由としては(複数回答)、「推し活がもたらす精神的な満足感や幸福度を維持したかったから」(38.8%)がもっとも多かった。
「それでも出費したことへの後悔は一切ない」という意見も多い
推し活において、想定以上にお金を使いすぎた経験があるかを尋ねたところ、「ある」という回答が58.3%に達している。推し活にお金を使いすぎたと感じた際の感情としては(複数回答)、「楽しい一方で、出費への不安や、活動継続への葛藤を感じている」(29.1%)、「後から振り返ると後悔や自己嫌悪に陥ることがある」(26.1%)が上位を占めたものの、「それでも出費したことへの後悔は一切ない」(26.4%)という回答も多くみられた。
推し活と支出管理の悩みを尋ねた質問(複数回答)では、「予期せぬイベントやグッズ販売など、突発的な高額出費への対応が難しい」(27.5%)といった、悩みを挙げる回答が6割超に達している。具体的な事例としては、チケットの当落が分かるまで金額が確定しない「遠征・宿泊・交通費」を挙げる声が多かった。
「循環型推し活」が広がる
推し活を継続するために行っている、金銭面での工夫としては(複数回答)、「他の趣味や娯楽の費用を削る」(30.5%)、「我慢する、購入頻度を下げる」(25.5%)といった「節約」を挙げる回答が多い一方、「クレジットカードやポイントサービスを活用し、積極的にポイントを貯めたり使ったりする」(22.3%)、「フリマアプリで不要になったグッズを売却し、活動資金に充当する」(16.2%)といった、「循環型推し活」が新たな選択肢として広がりつつある。
とりわけ、「メルカード」利用者では「フリマアプリで不要になったグッズを売却し、活動資金に充当する」という回答が34.7%と、全体と比較して約2倍に達している。





