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所沢駅西口開発計画の名称が「エミテラス所沢」に決定! 2024年9月オープン

暮らし

2024/04/18 18:35

 西武ホールディングスの連結子会社の西武リアルティソリューションズと住友商事は4月18日、西武鉄道所沢車両工場跡地(埼玉県所沢市東住吉)を含む周辺一帯で共同で進めている「所沢駅西口開発計画」の商業施設の名称を「エミテラス所沢」に決定したと発表した。開業予定時期は2024年9月で、ティザーサイトをオープンした。あわせて全142店舗のうち、先行発表分を含む139店舗の情報を公開した。

「エミテラス所沢」外観(2024年4月10日撮影)

西武鉄道所沢車両工場跡地の歴史を未来へつなぐ”レガシー”も設置

 西武線沿線を中心とした広域からの集客を目指し、子育てファミリーからアクティブシニアまで幅広い世代をターゲットとした店舗を展開する。また、都市と郊外の二つの魅力を享受できる「所沢スタイル」を創造・発信する拠点性の高い施設として、これまでエリアになかった店舗や新しい体験を提供する店舗のラインアップを目指した。
 
「エミテラス所沢」完成予想パース

 キーテナントとして、「サミットストア」「niko and ...」「ノジマ」「アカチャンホンポ」など、先行発表した11店舗(うち1店舗は最新鋭設備を備えた全12シアターのシネマコンプレックス「T・ジョイ エミテラス所沢」)に加え、「ユニクロ」の出店が決定。「DAISO」「3COINS+plus」などのチェーン店のほか、埼玉初出店22店舗、所沢市内初出店91店舗など、これまでエリアになかった多彩な店舗がそろう。

 独自の特徴として、施設内に「西武鉄道所沢車両工場」跡地の歴史を未来へつなぐ”レガシー”と位置付け、本線と「西武鉄道所沢車両工場」を結んでいた「引き込み線」と西武鉄道が運転士の養成などで使用していた「2000系運転用シミュレータ」を設置。その他のレガシー設置も検討する。
 
西武鉄道所沢車両工場跡地にちなみ、
「2000系運転用シミュレータ」の展示を行う
(シミュレータとしての機能はない)

 名称「エミテラス」には、楽しく、快適で、何度でも来たくなる「Emi Terrace」がまちの中心となり、このまちにもっと笑みがあふれてほしいという願いを込めた。
 
西武グループに由来する『Emi』と
住友商事グループを象徴する「Terrace」を組み合わせた名称
「エミテラス所沢」のロゴ

 集客の目玉となる「T・ジョイ エミテラス所沢」は、12スクリーンのうち、IMAXによる最新鋭テクロノジーの「IMAXレーザー」のほかに、3面マルチプロダクション・映画上映システム「ScreenX」や立体音響技術「Dolby Atmos」を配した三つの特徴的なシアターを用意。円形ロビー空間の天井には天窓を設置し、季節や時間の変化とともに自然との調和が楽しめるパブリックスペースとなっている。

 「エミテラス所沢」に出店する、西武鉄道沿線で西武グループが運営する商業施設初の店舗は「秩父名物豚味噌丼 ちんばた」、所沢の照明専門店「イケダ照明」、臨場感あふれるオープンキッチンのビュッフェ「テラスビュッフェ TABLE」、キッズファッションの「petit main」「MARKEY'S」、食物販の「久世福商店」「魚の北辰」など。
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