【記者のひとこと】地方ITベンダーの声を聞く

コラム

2024/03/11 10:00

 普段は東京を中心とした首都圏で取材をすることが多いですが、週刊BCNでは全国各地のITベンダーの取材にも力を入れています。地方のIT産業を支える企業を取り上げる連載が「全国のベンダーに聞く、ITビジネスの現在と未来」です。

 今回取材したのは、鹿児島県で最大手の地元Slerである南日本情報処理センター。私は鹿児島市を訪れるのが初めてで、市内を走る路面電車に揺られて訪れた同社で中村洋社長からお話を伺いました。

 畜産支援システムを全国に販売しているといった同社の取り組みに加え、鹿児島だけでなく九州全体のIT人材不足の深刻さなど、話題は多岐にわたりました。中村社長は「地方Slerのぼやきだよ」と笑っていましたが、直接会い、お話しいただく価値を再認識した取材になりました。(堀 茜)

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【全国のベンダーに聞く、ITビジネスの現在と未来8】南日本情報処理センター 畜産管理システムを全国に販売、IT人材育成に注力