2023.7.27 18:00
かしこく暮らす22年度の中古車市場は過去最高3.9兆円 追い風なるもビッグモーター不正の影響が懸念
帝国データバンクは7月27日、「中古車販売市場」動向調査(2022年度)を発表した。調査によれば、22年度の中古車販売市場は前年度比0.3%増の3兆9073億円となり、過去最高を更新。新車生産の遅れなどが要因という。なお、調査の対象は同社の保有する企業概要データベース「COSMOS2」のうち、中古車販売業を主力とする全国1万社(23年7月)。
中古車販売の市場規模推移
(出典:帝国データバンク)
足元では、部品調達難の解消などを背景に国内完成車大手の新車生産台数は回復傾向にあるという。割安な中古車人気は依然として高い水準にあるものの、22年度後半以降は成約台数と単価ともに頭打ち。中古車相場の下落によって、高値での仕入れを余儀なくされた中古車販売店では「逆ザヤ」による収益悪化が徐々に広がるとのことだ。
また、業界最大手のビッグモーターによる不正の影響を受け、消費者の不信感による中古車需要の減少など、風評悪化による影響が懸念されるという。市場の拡大ペースは、23年度に一服する可能性がある、と同社では捉えている。
(出典:帝国データバンク)
23年度は一服する可能性
売上高の動向では、前年度から「増収」となった企業の割合が29%と21年度時点に比べて縮小したものの、前年度並みを維持した企業の割合が多かったという。なお、市場シェアのトップは「ビッグモーター」(22年9月期は推定約5800億円)で、中古車販売市場の約15%を占めたとのことだ。足元では、部品調達難の解消などを背景に国内完成車大手の新車生産台数は回復傾向にあるという。割安な中古車人気は依然として高い水準にあるものの、22年度後半以降は成約台数と単価ともに頭打ち。中古車相場の下落によって、高値での仕入れを余儀なくされた中古車販売店では「逆ザヤ」による収益悪化が徐々に広がるとのことだ。
また、業界最大手のビッグモーターによる不正の影響を受け、消費者の不信感による中古車需要の減少など、風評悪化による影響が懸念されるという。市場の拡大ペースは、23年度に一服する可能性がある、と同社では捉えている。
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