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ネットスーパー利用時に重視する点は? 「品揃えの充実度」が5割

データ

2022/11/15 19:00

 マイボイスコムは11月15日に、同社のアンケートモニターを対象に実施した、ネットスーパーに関する調査の結果を発表した。調査は10月1~5日の期間に行われ、9842人から回答を得ている。

現在ネットスーパーを利用している人は1割強

 調査対象者に、ネットスーパー利用経験の有無を尋ねたところ、「定期的に利用している」(3.2%)と「不定期だが利用している」(7.9%)を合わせた、現在利用している人が1割強に達した。

 ネットスーパーを利用する理由を尋ねた質問(複数回答)では、「重いもの・かさばるものを届けてくれるため」(49.9%)が最も多く、以下「買い物時間を節約できるため」「外出したくないときに便利なため」がどちらも3割台で続いている。「外出できない・しづらいため」は30代・40代の女性で、「重いもの・かさばるものを届けてくれるため」は高年代層の女性で、「買い物時間を節約できるため」は若年層で多かった。
「品揃えの充実度」が最多に

 ネットスーパーを利用する際に重視する点については(複数回答)、「品揃えの充実度」(50.1%)が最多となり、以下「送料の安さ」(42.9%)、「商品の価格」「品質の良さ」「配送の確実さ」(いずれも30%代)が続いている。「注文のしやすさ、手順のわかりやすさ」「サイトの見やすさ・わかりやすさ」は女性や高年代層、楽天西友ネットスーパー主利用者では「商品の価格」「送料の安さ」が多かった。
ネットスーパーの利用頻度は「月に数回程度」「2~3か月に1回程度」が多い

 現在、ネットスーパーを利用している人に、直近1年間の利用頻度を尋ねたところ、「月に数回程度」「2~3か月に1回程度」がボリュームゾーンとなっている。週1回以上の利用は1割強に達しており、30代で多い。また、月1回以上の利用は5割強を占めた。

 調査対象者のうち、ネットスーパーを「非常に利用したい」「まあ利用したい」と答えた割合は合わせて2割強で、男性では2割弱、女性では3割弱となっている。現在、ネットスーパーを利用している人の利用意向は8~9割、利用中止者では3割、利用未経験者では1割強だった。

 ネットスーパーに対する不満や、改善してほしい点を自由に答えてもらった質問では、「実店舗で使えるクーポンがネットスーパーでも使えるようにしてほしい」「決済方法が少なく、交通系ICカードやPayPayなどに対応していない」「アクセスが集中してフリーズしたりカード決済時にエラーになったりなどの不具合が時々あって注文できないことがあった」「ネットスーパーについて調べたことがないのでよく知らない。どうせ地方は選択肢が少ないんだろうなという諦めもある」といった意見が寄せられている。