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百貨店と専門店が全フロアで接続する「京都高島屋 S.C.」、2023年秋オープン

販売戦略

2022/10/19 09:00

 高島屋と同社の連結子会社である東神開発は2023年秋に、高島屋京都店(京都府京都市)の隣接地で増床工事中の区画を専門店ゾーンとすることで、百貨店と専門店で構成する商業施設「京都高島屋 S.C.」をオープンする。

京都高島屋 S.C.の全景(左)と、専門店ゾーン

 京都高島屋は1950年に開業した。京都高島屋 S.C.は、中核となる百貨店(既存店、地下1階~7階)と専門店ゾーン(地下1階~7階)が全フロアで接続された1つの建物となる。新設の専門店ゾーンは、玉川高島屋 S.C.(東京都世田谷区)や日本橋高島屋 S.C.(東京都中央区)同じ東神開発がテナントリーシングおよび管理・運営を担当する。

 専門店ゾーンは、「出“あう”場所、出“あい”に行く場所 【会・逢・遇】 ここは京都の交差点 四条河原町」をコンセプトに、街を行き交うすべての人に楽しく、気軽に利用してもらえる施設を目指す。また、「アート&カルチャーを発信する館」としてエンターテイメント・現代アート・サブカルチャーのトップランナーが集結し、高島屋、東神開発、カルチュア・コンビニエンス・クラブの合弁会社であるTTC LIFESTYLEによる店舗「京都 蔦屋書店」を初展開するなど、新たな客層の取り込みを図る。

 なお、「京都 蔦屋書店」はTTCによる店舗展開の第1号店となる。専門店ゾーンの出店予定テナントは23年春をめどに発表予定。
 
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