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令和の世に突如降臨した「だんご3兄弟」、その理由は十五夜だったから?

時事ネタ

2022/09/20 18:00

【いま注目のトレンドワード・171】 NHK教育テレビ「おかあさんといっしょ」から生まれた、平成の大ヒットソング「だんご3兄弟」。今から二十数年前の曲にも関わらず、9月10日にTwitterのトレンドを飾っていた。今回はトレンド入りの経緯を辿るとともに、当時の人気ぶりを振り返ってみよう。

「だんご3兄弟」はどのくらいヒットした?(画像はイメージ)

懐かしの「だんご3兄弟」に視聴者大興奮!

 「だんご3兄弟」は当時の歌のお兄さん、歌のお姉さんだった速水けんたろうさんと茂森あゆみさんによって歌われたタンゴ風の童謡で、「おかあさんといっしょ」内で放映されるや否や瞬く間に大人気に。1999年3月にポニーキャニオンからCDが発売されると、発売3日目で出荷枚数250万枚を突破する大ヒットとなった。当時の人気ぶりを目の当たりにした人ならば、誰もがその歌詞を口にした覚えがあるだろう。

 シングル累積売り上げは290万枚を超え、2019年にオリコンが発表した平成シングル売上ランキングではMr.Childrenの「Tomorrow never knows」などを抑えて第3位にランクイン。1999年に放送された「第41回輝く! 日本レコード大賞」では、優秀作品賞や特別賞に選ばれている。

 そんな平成ヒットソングが今回トレンド入りしたのは、9月10日に放送された「おかあさんといっしょ」がきっかけ。この日が中秋の名月、つまり十五夜だったためか、番組内で突然「だんご3兄弟」が流れたのだ。

 歌っている人こそ速水けんたろうさんと茂森あゆみさんではないのだが、アニメーションやイラストはあの頃のまま。懐かしの「だんご3兄弟」を前にした視聴者たちからは、「まさか令和でだんご3兄弟が聴けるとは」「そうか、今日十五夜だから流したのか」といったコメントが相次いでいた。

 平成の大ヒットソングとして一世を風靡した「だんご3兄弟」。今も多くの人の心に深く刻まれているようだ。(フリーライター・井原亘)

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■Profile
井原亘

元PR会社社員の30代男性。現在は流行のモノや現象を追いかけるフリーライターとして活動中。ネットサーフィンとSNS巡回が大好きで、暇さえあればスマホをチェックしている