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AMD、「Ryzen」使ったAI将棋ソフトユーザーの「藤井聡太竜王」をブランド広告に起用

販売戦略

2022/09/08 14:00

 AMDは9月8日、将棋棋士の藤井聡太竜王(王位・叡王・王将・棋聖)をAMDのブランド広告に起用すると発表した。藤井竜王は、かねてよりAMDの「Ryzen Threadripper プロセッサー」を使って、AI将棋ソフトによる局面解析や対局シミュレーションを通じて棋力の強化に活用していることで知られる。

AMDのブランド広告に出演する藤井聡太竜王

AMDユーザーの藤井聡太竜王が「新たな次の一手」を期待

 AMDのブランド広告に出演することに対し、藤井聡太竜王は次のようにコメントを寄せる。「私自身もAMDユーザーですので、今回AMDのブランド広告に出演することとなりとても光栄に思います。AMDには、さらなるパフォーマンスの強化により、将棋だけではなく様々な分野で『新たな次の一手』を見つける存在になっていくことを期待しています」

 AMDは特設ランディングページを設立し、藤井竜王が出演するウェブCMやメイキングビデオ、インタビュー動画などを掲載している。

 藤井竜王は2016年に史上最年少(14歳2カ月)でプロ入りを果たし、そのまま無敗で公式戦最多連勝記録(29連勝)を樹立。その後、一般棋戦優勝・タイトル獲得、五段を除く昇段記録、タイトル二冠・五冠など多くの最年少記録を塗り替えている。

 藤井竜王がAMD製品を活用して、次々とタイトルに挑戦し続ける姿勢と、AMDがテクノロジーを通じて人々の生活や仕事に貢献し続けるという企業理念が合致するとの考えから、AMDは今回のブランド広告への出演をオファーした。

 今回、藤井竜王のブランド広告出演を記念し、AMDは将棋トレーニング用マシンとして「AMD Ryzen Threadripper PRO 5995 WX」と「AMD Ryzen 7000シリーズ」の二つのプロセッサーを提供する。