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ユニクロ初の病院内店舗「済生会中央病院店」、3月16日にオープン

店舗

2022/03/07 16:17

 ユニクロは3月16日、東京都済生会中央病院1階に「ユニクロ 済生会中央病院店」をオープンする。医療施設内に、ユニクロが出店するのは初めて。
 

「ユニクロ 済生会中央病院店」イメージ

 この店舗は、来院した人や入院中の患者、医療従事者の人々に、必要な服を、必要な時に届けることを目指すもの。ユニクロオンラインストアの「店舗受取りサービス」などを利用することで、店舗にない商品も含めたフルラインアップから必要な商品を購入することができる。

 ユニクロはこれまでも、顧客の幅広いニーズに応えるため、医療や介護を必要としている人々の声をもとに「前あきインナー」の開発や、車いすのまま利用できる広い試着室の設置、視覚障がいをもつ顧客向けに買い物を手伝うサービスの実施など、多くの取り組みを進めてきた。

 今回、病院内に出店することで、入院中の患者や医療従事関係者の意見や要望を直接、そして幅広く、正確に収集し、あらゆる人が着やすく、使いやすい商品やサービスを充実させるきっかけとしていきたい考えだ。

 なお、ユニクロでは、ケガや病気などで身体を自由に動かしにくい人でも着脱しやすい、高い伸縮性をもつ商品や、暖かさと軽量化を両立させ、身体への負担を軽減しながらも体温調節が可能なアウターなどを展開している。
 
「医療・看護・介護のプロがおススメするユニクロ商品」の一例

 これらの商品を紹介する特設サイト「医療・看護・介護のプロがおススメするユニクロ商品」では、医療・介護従事関係者の意見を生かした商品を紹介している。また、ユニクロ店舗がおこなう病院や施設への訪問販売や健康セミナーの開催など、地域の人々の暮らしに役立つ活動を進めていく。

 ユニクロでは、同社の服作りのコンセプトである「LifeWear」、済生会グループが実現を目指す「ソーシャルインクルージョン」の理念を融合させ、服・医療・福祉を通じて、あらゆる人々の生活をより豊かにするための取り組みを推進している。