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オフィスは“自衛”が必須! おすすめの花粉対策グッズを紹介

時事ネタ

2022/01/28 12:00

 多くの人が働くオフィスには花粉症で困っていない人もおり、必ずしも全員がオフィス内に花粉を持ち込まないよう配慮してくれるとは限らない。また、会社としてしっかりとオフィス内の花粉症対策をしてくれるとも限らない。このため、花粉症で悩んでいる人がオフィスで快適に働くには、花粉対策グッズを使って自衛することが必要といえるだろう。本稿では、おすすめグッズを五つ紹介する。

花粉症がつらい季節が近づいてきた

花粉対策めがね

 花粉症による目のかゆみには、花粉対策めがねの着用がおすすめだ。これは目に花粉が入らないよう、ゴーグルのように目の周りを覆うタイプのめがね。たとえばZoffの「AIR VISOR ULTRA+」は花粉を最大99%カットできるという商品。度なしタイプなら5500円、度付きレンズへの変更は+3300円から可能とリーズナブルなのもうれしい。
 
AIR VISOR ULTRA+

花粉を吸着分解するマスク

 鼻や喉の対策にはやはりマスクがある。新型コロナウイルスの感染対策ですでに常用している人も多いだろう。花粉の季節には花粉対策に期待できる機能を持ったマスクに切り替えてみるのも選択肢の一つだ。DRC医薬の「医師が考えた不織布マスク」は、花粉のなかのタンパク質や不衛生タンパク質を吸着分解できるとうたう商品。防御フィルターにより花粉を99%カットできるという。さらに、ニオイの元となるタンパク質も分解するため、長時間付けてもニオイが気になりにくいのがうれしい。
 
医師が考えた不織布マスク

眠くなりにくい成分入りの花粉症の薬

 以前は花粉症の薬というと、服用により眠くなるのが当たり前だったが、最近は眠くなりにくい成分が入った花粉症の薬が登場している。例えば、第二世代抗ヒスタミン薬のアレグラ(フェキソフェナジン塩酸塩配合)もその一つ。花粉が飛び始める1カ月から2週間前には飲み始めたい。
 
アレグラ

卓上空気清浄機

 自分の周りだけでも花粉の量を減らしたいなら、卓上空気清浄機を設置するのもアリだ。オフィスに漂うほこりなどを除去する効果も期待でき、シーズンを問わず置いておくのもいいかもしれない。ケンウッドのCAX-PH100はバッテリー内蔵の小型空気清浄機ドリンクホルダーに設置できるほどの小型サイズが魅力だ。持ち運び可能なので、自宅から車内、オフィス、出張先など、さまざまな場所で利用できる。
 
ケンウッドの「CAX-PH100」

卓上加湿器

 加湿器の設置も花粉症対策に有効とされている。水分を吸った花粉は重くなり、空気中を漂いづらくなるのだ。また、オフィスはエアコンによって年中乾燥しがちなので、季節を問わず活躍する。PRISMATEの「ちょこっとミスト PR-HF053」はポケットサイズの加湿器。自分の机の上だけでなく持ち歩いて使うことができる。化粧水をミストにして噴霧することもできるため、肌にうるおいが欲しい人にもおすすめだ。
 
PRISMATEの「ちょこっとミスト PR-HF053」

仕事における花粉対策はこんな工夫も効果的

 次に、仕事の際に効果的な花粉対策を三つ紹介する。マスクは花粉症対策に有効なアイテムだが、外出するとマスクに多量の花粉が付き、部屋の中ではマスクそのものが花粉の飛散源となる可能性がある。このため、オフィスに交換用のマスクを用意し、帰社後は交換するなどまめに新しいものに取り換えたい。

 空気清浄機はフィルターが目詰まりすると空気を吸い込む力が落ち、花粉を十分に除去できなくなる。こまめにフィルターの掃除をおこなうようにしたい。また、空気清浄機に付いているフィルターには交換時期の目安があるため、交換時期が来たら忘れずに交換するのも重要だ。

テレワークに切り替える

 自分でできるオフィスでの花粉症対策にはやはり限界がある。また、オフィスまでの通勤経路も花粉を浴びる可能性が高い。どうしても花粉症の症状が気になるのであれば、思い切ってテレワークに切り替えるのも一つの手だ。自宅であれば好きなだけ花粉症に対策できるうえ、浴びる花粉の量が減れば症状を抑えられるかもしれない。もしくは自宅でなくとも、近所のシェアオフィスで仕事をすれば、通勤時に浴びる花粉の量を減らせるだろう。

花粉症対策をしっかりおこない効率よく働こう

 2008年の調査によると29.8%の日本人は花粉症を持っており、同年の科学技術庁(当時)の発表によると花粉症による経済的損失は2860億円にも上るという。花粉症は仕事の効率を落とす要因であり、しっかりと働くためには対策が不可欠といえるだろう。しかしながら、人の出入りが多く、自分でできる対策が限られるオフィスは花粉症の症状がつらい人にとっては厳しい環境といえる。あらゆる対策を講じながら、つらい季節を乗り切ってほしい。(ライター・ハウザー)