SIMロック解除の手続きを確認しよう UQ mobile編

 一部の家電量販店・オンラインショップはSIMフリーのiPhoneAndroidスマートフォン(スマホ)を取り扱っている。また、2021年10月1日以降に通信事業者(キャリア)が発売するスマホ端末は原則SIMロックが禁止となり、従来あった、キャリアから新しいスマホを購入すると、そのキャリアを使い続けなければならないという“縛り”は実質的に消滅した。
 

SIMロック解除に関するルールと各社の取り組み(総務省のSIMロック解除ルールに関する資料より)

 「iPhone SE(第2世代)」や「iPhone 12 mini」など、切替日前に発売されたiPhoneを取り扱うUQ mobileでは、指定の条件を全て満たす場合にPC・スマートフォンで専用手続きページにau IDと数字4桁の暗証番号でログインして案内に沿って手続きするとSIMロックの解除が可能だ。手数料はオンラインの場合は無料。
 
UQ mobileのSIMロック解除手続きに関する案内

 SIMロック解除の手続きが必要となる機種は、21年9月30日以前に発売したスマホで、21年9月2日以前にUQ mobileで購入した端末、UQ mobile回線契約を伴わない端末のSIMロック解除には、端末が持つ固有の識別番号のIMEI情報が必要。
 
iPhoneのSIMロックを解除して別の通信事業者で使う方法(Appleのヘルプ案内)

 注意点として、UQ mobileから購入した端末を他社回線で使う、他社から購入した端末をUQ mobile回線で使う、どちらのパターンであっても動作保証外となる。また、iPhone以外は、購入したキャリア(購入端末)と使いたいキャリアで周波数帯が一致せず、通信性能をフルに生かせない場合があるので注意が必要だ。
 
主要4キャリアの4G LTEで使用している周波数帯(総務省のSIMロック解除に関する資料より)

 実際に利用するうえで、機種によっては、iPhoneはプロファイルのインストール・設定、Android端末は、アクセスポイント名(APN)の選択(または手動入力)が必要。プロファイルのインストール不要の場合は、本当に端末にSIMカードを差し込むだけで使えるので、購入時にSIMロックがかかっていたとしても、SIMロックを解除して実質SIMフリーiPhone相当として使えると覚えておこう。
 
SIMカード・SIMロックの定義(総務省のSIMロック解除に関する資料より)

 総務省のSIMロック解除ルールに関する資料によると、MVNO各社は20年4月からSIMロックの設定を中止し、NTTドコモは21年8月27日以降、ソフトバンクは21年6月以降発売の端末は、SIMロックを設定せずに販売しているという。総務省のガイドラインに基づき、22年5月1日以降、オンラインによるSIMロック解除手続きの24時間対応もスタート予定。(BCN・嵯峨野 芙美)

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