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コロナ禍で4組に1組が「結婚関連のイベントを中止」、中には結婚自体をあきらめたカップルも

時事ネタ

2021/08/04 20:00

 タメニーは、ここ1、2年で結婚を「予定している」「したいと思っている」と回答した20~39歳の未婚男女300人に対して「結婚、または関連するイベント」に関するアンケート調査を実施した。延期ではなく「中止した」と回答した人は24.7%に上り、結婚を控えたカップルのうち4組に1組が結婚関連のイベントを中止していた。中には、結婚自体を中止(29.7%)するカップルもあった。

「結婚、または関連するイベント」に関するアンケート(タメニ―調べ、以下同じ)

延期したイベントで最も多かったのは「両家挨拶や結納」

 先日、コロナの影響で結婚式をキャンセルしたカップルが、解約料の支払いを巡って式場に訴えられたというニュースが報じられた。同じように、結婚式や新婚旅行などの結婚関連のイベントを延期したり中止したケースはどのくらいあるのか。

 まずは延期について尋ねてみると、コロナ禍の影響で結婚に関連するイベントを「延期した」と回答したカップルは33.3%だった。1、2年以内に結婚を「予定している」、または「したいと思っている」と答えた20~39歳の未婚男女のうち、3人に1人が何らかの結婚イベントを延期しているようだ。
 

 延期したイベントで最も多かったのは「両家挨拶や結納」の40.0%だった。また、「結婚自体」を延期したカップルは37.0%で、第2位となっている。

 冒頭の結婚関連のイベントを延期ではなく「中止した」と答えた24.7%のうち、中止したイベントで最も多かったのは「新婚旅行」が29.7%、「結婚自体」を中止したという人も同じく29.7%いた。
 

 夏のお盆シーズンといえば、遠方の実家へと一斉に移動するいわゆる「帰省ラッシュ」が風物詩だった。この時期に結婚を決めた相手を連れて帰省、家族に紹介といったプランを立てていたカップルもいたのではないか。

 相手を連れて改めて実家に挨拶に行くかどうか聞いたところ、「タイミングのいい土日に」実家に挨拶に行く予定という人が28.3%で最多となった。続いて、「お盆休み期間に」実家に挨拶に行く予定の人は10.0%、「コロナ禍の影響で日程を決められずにいる」という人も7.7%いた。また、「分からない・考えていない」が42.0%と、多くの人が決めかねている状況であることがわかった。
 

 四度目の緊急事態宣言が発令され、遠方への移動はさらに難しくなってしまった。まだまだ数こそ少ないが、中には「挨拶は直接行かずにLINEやZoomなどオンラインで」(1.0%)と考えている人もいた。