パナソニックは5月30日、東京・青山にデジタルカメラ「LUMIX」の新たな発信拠点「LUMIX BASE TOKYO」オープンした。画像・映像で表現するクリエイターを対象にした施設で、「ショウルーム」「スタジオ」「ギャラリー」「ストア」「サポート」の機能を備える。LUMIX製品や周辺機器をはじめ、他社の関連機器もあわせて展開。実際に機器同士の接続や撮影を試すことが可能で、機器を連携させた総合的な機能や使い勝手も試すことができる。簡易なスタジオ機能もあり、動画の収録やライブ配信、静止画のテスト撮影などにも対応する。
「未完=可能性」をキーコンセプトに、素材感を生かした内装を採用。常に新しい体験ができ、撮影テクニックを試すことができるよう、ニーズに合わせ各什器の移設などが容易にできるよう工夫した。来場するクリエイターとともに、つくりあげていくクリエイティブ拠点を目指す。オープンを機に、従来、銀座で営業していたプロ向けの保守サービス拠点、ルミックス プロフェッショナル サービス(LPS)もLUMIX BASE TOKYO内に移転した。(BCN・道越一郎)
「LUMIX BASE TOKYO」全景。
手前に動画編集なども行える作業スペース、
左奥には静止画の撮影スペースも設置した