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「LINEギガフリー」のLINEMO、LINEフリーのLINEモバイル コスパを比較

販売戦略

2021/03/11 19:00

 ソフトバンクは、「タノシイオドロキ。」をキーワードとする、オンライン専用ブランド「LINEMO(ラインモ)」の提供を3月17日に開始し、同時に通常月額500円の通話オプション「通話準定額」を1年間無料で利用できる「通話オプション割引キャンペーン」を開始する。月額2480円(税別)で、当初1年間に限り、NTTドコモの「ahamo」と同等のサービス内容となる。

 国内通話が回数・通話時間の制限なく利用できる通話オプション「通話定額」も、LINEMO加入から1年間、通常1500円を500円引きの月額1000円で利用可能。後出しながら、通話の多いユーザーにとっては魅力的なキャンペーンだ。

 当初、「SoftBank on LINE」として打ち出された新ブランドの正式名称がLINEMOに決定し、LINEモバイルMVNOサービス「LINEモバイル」との違いが分かりにくくなったと感じた。実際、LINEモバイルの公式サイトでは「LINEモバイルとLINEMOは、別のサービスです」と注意喚起があり、LINEモバイルは今後もMVNOサービスを継続する。
 
LINEモバイル公式サイト上の告知

 ただし、LINEモバイルの新規加入申し込みは3月31日11時で終了し、エントリーコードの受け付けと招待URL発行も3月31日で終わる。しかし、4月以降は新プラン「ベーシックプラン」を対象に月間データ容量を増量する予定。料金据え置きのサービス拡充であり、コストパフォーマンスは高まる。
 
LINEモバイル(MVNO)・ベーシックプランのデータ増量の条件。
増量のスケジュール詳細は3月中に公開予定

 他の一部のMVNOも値下げや値下げ予告を行い、価格競争が始まっている。LINEモバイルの増量後の月額料金(税別)は、音声通話SIM・月間2GBで1100円、5GBで1480円、10GBで2200円、30GBで3200円。通信品質・速度、当初1年間限定の通話オプション割引キャンペーンを考慮せずに比較すると、月間データ利用量10GBまでは、LINEモバイルのほうが断然安いと言い切れる。
 
LINEモバイル(MVNO)・ベーシックプランの4月1日以降の月額料金

 大手キャリアから、LINEモバイルをはじめとするMVNOに乗り換える際は、料金や対応端末だけではなく、当月に余ったデータ容量を翌月に繰り越せる「くりこし」サービスの有無、「国際ローミングサービスの利用可否と利用料」「契約解除料の有無(大手4キャリアは4月1日以降、全て無料に移行)」なども事前に確認しておこう。
 
ソフトバンク「LINEMO」の概要

 MVNOのLINEモバイルは、LINEの対象サービスがデータ容量を消費せずに使える「LINEフリー」に加え、有料オプションとして「SNSデータフリー」「SNS音楽データフリー」も用意する。イチオシのソフトバンク回線ではなく、au回線・ドコモ回線を選べば、面倒なSIMロック解除の手続きなしに、au・ドコモから購入したスマートフォンを、通常はそのまま使えるメリットもある。
 
ソフトバンク「LINEMO」のLINEギガフリー対象サービス。ニュース記事詳細の閲覧など、一部は対象外(LINEモバイルのLINEフリーも同様)

 ソフトバンクは、3月16日までにエントリーし、5月31日までにLINEMOを契約すると、後日PayPayボーナス3000円相当をプレゼントする「LINEMO先行エントリーキャンペーン」を実施中。LINEMOのメリットは、4G/5G対応のソフトバンク回線、オンライン契約・LINEを利用したサポート、eSIM対応、国際ローミング対応(新規契約から5月目以降)にあり、今後対応端末が増えると見込まれるeSIMを3月から早速使いたい人、当初1年間500円引きの国内通話定額オプションが必要な人におすすめしたい。(BCN・嵯峨野 芙美)

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