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今こそ考えたい、災害時の愛犬との避難 「できていない」が5割

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2021/03/10 18:00

 ピーネストジャパンが運営する「わんちゃんホンポ」は、全国の犬を飼っている300人を対象に「犬と暮らす方への防災に関する調査」を1月15日~2月23日に実施した。災害が起こったときに最初に行うことは、飼い主自身や家族の安全確保だが、ペットの安全についても普段から考え備えておきたい。


 調査では、災害時に愛犬と避難する際の準備はどのぐらいできているのかを聞いたところ、約半数が「まだできていない」と回答。しっかりと準備できていると回答したのはわずか1割強という結果だった。「少しだけ準備している」「準備しようと思っていてもまだできていない」のが実情のようだ。
 

 どんな準備をしているかとの問いには、「水・フード」「犬用キャリーバック」がほぼ同率の回答となった。また、「水・フード」や「キャリー、バッグ」はもとより、しっかり準備している人は「避難経路の確認」や「災害時に必要なしつけ」まで考えていることがわかった。
 
 

 防災準備で感じていることを聞いてみると、準備しようと思っているがまだできていない人の約半数が「つい先延ばしにしている」と感じていた。また、「実際には何を準備すれば良いかわからない」との声が約3割と多く、何から準備すれば良いのか、本当に必要なものは何かわからない飼い主が多いことがわかった。