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「照明の2020年問題」から、今年は管球・電球ではなく「LEDシーリング」を

販売戦略

2020/12/19 17:30

【家電コンサルのお得な話・30】 年末の大掃除に合わせて取り替えたり、明るい光で新年を迎えたいというニーズから、照明器具の管球の需要が高まる。今年は新型コロナウイルス対策で、家で過ごす人が多いことから買い替え需要は伸びるだろう。しかし、気をつけたいのが「照明の2020年問題」だ。


 経済産業省が示す「新成長戦略」における「エネルギー基本計画」では、「蛍光灯器具や水銀燈の生産を2020年中に終え、LED照明や有機EL照明の生産に100%切り替えることを目指す」となっている。要は管球・電球などが今後は手に入らなくなるということだ。

 従来の蛍光灯シーリングは、約50%の家庭で今でも使われているという統計もあるが、前述の流れを受けて、今年の年末は管球を交換するのではなく、省エネで寿命も長いLEDシーリングに買い替えることが望まれる。LEDシーリングは長期間使用する家電製品であるため、快適に過ごすには購入時に「適用畳数」と「機能比較」を必ず確認することが大切である。

 まず、「適用畳数」だが、LEDシーリングはW(ワット)表示ではなく、ルーメンが用いられている。図は、LEDシーリングライトの適用畳数の表示基準だが、例えば6畳なら2700~3699ルーメンなどと畳数に幅があることがわかる。この場合、6畳なら3699ルーメンにできる限りMAX値に近い商品を選ぶと、より快適な明るさが得られる。

 次に機能比較だが、LEDシーリングには代表的な機能として調光と調色がある。調色ではケルビン(K)という単位を用いて光の色を表し、この幅が広いほど、生活シーンに応じた色の種類が多くなる。例えば、勉強をしたり新聞を読んだりするには6500K、心地よい入眠を得るには2200Kというように、色がLEDシーリングの機能につながっている。それに加えて、途切れずに色調整できる器具がおすすめである。

 現在出ている製品では2000Kが最下限値となっており、リラックスするには最適の色温度になっている。他にも色温度によって、学習や入眠などの生活シーンで分けたモードが機能として搭載されている。

 長く使うLEDシーリングだからこそ、販売員に「どのような機能がついているのか」を確認して商品を選び、快適な生活を送っていただきたい。(堀田経営コンサルタント事務所・堀田泰希)


■Profile

堀田泰希
1962年生まれ。大手家電量販企業に幹部職として勤務。2007年11月、堀田経営コンサルティング事務所を個人創業。大手家電メーカー、専門メーカー、家電量販企業で実施している社内研修はその実戦的内容から評価が高い。

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