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全世界で流通総額51億ドル以上を達成、Shopifyのブラックフライデー・サイバーマンデーセール

販売戦略

2020/12/05 08:00

 Shopify Japanは、11月27日~30日の期間に開催した「ブラックフライデー・サイバーマンデー」セールでマルチチャネルコマースプラットフォーム「Shopify(ショッピファイ)」事業者(マーチャント)の流通総額が51億ドル(約5340億円)以上となり、前年比76%増を達成した。

「Shopify」の「ブラックフライデー・サイバーマンデー」セールで
流通総額が前年比で76%増に

 2020年のブラックフライデー・サイバーマンデーセールでは、全世界で2019年比で50%増の4400万人以上の消費者が、Shopifyを利用した独立系ブランドや消費者直販ブランドから購入している。

 期間中、最高売上を記録したのは27日12時(北米標準時)で、1時間に1億200万ドル超(約106.6億円)を達成した。1件当たりの平均購入額は89.20ドル(約9300円)で、国別で日本とオーストラリアで平均購入額が最も高い。

 流通総額が最も高かった都市は、ニューヨーク、ロサンゼルス、ロンドンで、国別でアメリカ、イギリス、カナダが上位を占めた。また、日本、イタリア、ドイツ、イギリスでは前年と比較して売上が3桁の成長を記録している。なお、商品カテゴリではアパレルとアクセサリーの売り上げが最も高く、健康、美容、ホーム、ガーデニングがそれに続いた。

 日本で売り上げが多かったのは東京都、大阪府、静岡県。日本におけるカート平均価格は、前年から1万227円増の1万1090円で、最も流通総額が多かった時間帯が19時だった。日本の消費者がShopify事業者(マーチャント)から購入した割合は260%増で、サイト平均滞在時間が約25分となっている。