楽天とShopifyは、マルチチャネルコマースプラットフォーム「Shopify(ショッピファイ)」を利用する米国と日本のネットショップを対象に、同プラットフォームの管理画面を経由して、楽天が運営するインターネット・ショッピングモール「楽天市場」での店舗運営を可能にするサービスの提供を4月7日に開始した。


 Shopifyは、自社オンラインストア構築・運営や複数EC販売チャネルでの店舗運営を支援するマルチチャネルコマースプラットフォーム。ECサイト構築や商品登録・在庫管理・受注管理などのオンラインストア運営に必要な機能を基本プランとして提供している。

 利用店舗は管理画面上にある専用アプリストアから、オンラインモールなど複数のEC販売チャネルとの連携機能をはじめとして、ユーザーと連絡可能なメール機能や、送り状の印字など配送関連の機能、SNS連携機能など、ニーズに応じて必要な機能を追加することができる。

 今回、同アプリストアで、楽天市場での店舗運営に伴う商品登録・在庫管理・受注管理を可能とする「楽天販売チャネルアプリ」のインストールができるようになった。これにより、Shopifyを利用してネットショップを運営している店舗は、簡単に楽天市場を新たな販売チャネルに加え、販路を広げることができる。

 米国の利用店舗にとっては、Shopifyを通じて楽天市場での店舗運営が可能になったことで、日本でのビジネス展開が容易になる。また、楽天市場のユーザーにとっては、米国利用店舗の楽天市場出店が増えることで、世界の主要ブランドや日本で入手するのが難しいさまざまな海外商品などを購入できる機会が増加する。

 なお、両社は、初期段階として米国と日本の利用店舗を対象に同サービスを提供し、今後は他の国や地域の利用店舗も対象として、サービスを順次展開していく予定。