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花王の「コロナ禍の暮らし調査」、通勤・通学が段階的に戻るも在宅勤務は男性4割、女性5割

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2020/12/03 14:00

 花王の「生活者研究センター」は12月1日、新型コロナウイルスによる暮らしの変化について今年5月から2カ月ごとにインターネットで実施した定点調査の結果を公開した。感染症対策の変化をみると、「外出時のマスク着用」「帰宅後の石鹸やハンドソープでの手洗い」は大部分の人が継続して実施。「外出時の手指消毒」も一定の水準で推移している。一方で、「人の多い場所に行くことを控える」は7、9月と徐々に下降。緊急事態宣言が解除され、通勤・通学などが段階的に通常の状態に戻りつつあることが影響していると考えられる。

花王「生活者研究センター」の「生活者の意識と行動に関するインターネット調査」(以下同じ)

 新型コロナウイルスの流行後、9月時点での自宅でのその他の対策としては「家の換気をする」が最も高く、次いで「マスクを洗濯・手入れして繰り返し使う」、「外に着ていった衣類はこまめに洗う」、「手拭きタオルをこまめにかえる」などが高い結果となった。また、当初から推奨されてきた「家の中のよく触る場所(ドアノブなど)を除菌する」は、既婚女性の3割が実施していた。
 
 

 「マスクを洗濯・手入れして繰り返し使う」は、緊急事態宣言前後の使い捨てマスクの品薄から、「布製マスク」が広まったことや、「マスクの洗い方」の情報も増えたことなどが影響していると考えられる。布製マスクは、手作りの楽しさや見た目のおしゃれ感はもとより、暑い夏でもほぼ毎日マスクが必要となった「新しい生活様式」で、経済性やつけ心地の面でも歓迎され、定着してきたようだ。
 

 緊急事態宣言が継続していた5月は、フルタイム勤務者のうち半数以上が「在宅勤務」を経験。9月には、やや低下したものの、男性で約4割・女性で約5割となっており、新しい働き方として定着しつつあると推測される。
 

 在宅勤務経験者の反応をみると、「今後も在宅勤務のある生活を続けたい」、「時間を有効に使えるようになった」、「仕事がしやすくなった」と歓迎する声が多くなっている。理由として生活者からは、通勤時間がなくなったことによる心身の負担軽減や、家族と過ごす時間・自分時間の充実などが挙げられていた。一方、2割弱の人が在宅では仕事がしやすくないとも回答している。

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