初詣の「キャッシュレス賽銭」、約6割がコロナ対策で理解

データ

2020/11/02 18:00

 ゼネラルリサーチは、全国の20~60代の男女1120人を対象に「来年(2021年)の初詣・参拝とオンライン化」に関する調査を10月22日に実施した。

初詣・参拝のオンライン化、体験してみたいのは
「オンラインおみくじ」「キャッシュレス賽銭」

 調査対象者に、初詣・参拝のオンライン化が導入された場合、どのようなものであれば体験したいかを尋ねたところ、「オンラインおみくじ」(29.2%)、「キャッシュレス賽銭」(26.9%)が上位を占めた。

 年代別では、30代~50代でキャッシュレス賽銭が1位となっている。
 
6割近くが「キャッシュレス賽銭」を好意的に評価

 キャッシュレス賽銭について、どう思うかを尋ねた質問では、「とても良いと思う」(13.9%)、「どちらかといえば良いと思う」(43.4%)を合わせた回答が、6割近くに達した。
 
初詣や参拝における「新しい生活様式」、
20~50代は必要性を感じているものの、60代は否定的

 新型コロナウイルス感染症の感染拡大を機に、初詣や参拝も「新しい生活様式」を生み出していくべきだと思うかを尋ねた質問では、20~50代で「はい」、60代で「いいえ」という回答が多い。

 大切な伝統を守るために、進化させられるアイデアについては、「賽銭やお守りなどのキャッシュレス化はどんどん進めるべきだと思う」「初詣とか関係なくいつでも参る習慣になるように考えを移行させる」「神社の鳥居を潜る前に手を消毒、ソーシャルディスタンスを保って参拝」「初詣の期間を1月いっぱいに延長して分散参拝しやすくする」「遠いところの参拝はオンラインでできたらよいと思う」といった意見が寄せられた。