スマートフォン(スマホ)証券「One Tap BUY」を提供するOne Tap BUYは、ソフトバンクとみずほ証券を引受先とする第三者割当増資を実施し、両社の共同経営体制へ移行した。さらに今後、必要な手続きを経て、2021年1月中を目途に「PayPay証券」に商号を変更する。

ソフトバンクとみずほ証券の共同経営となるOne Tap BUY

 ヤフーなどの3社が出資するPayPayが提供するスマホ決済サービス「PayPay」は、2020年6月時点で累計ユーザー数が3000万人を突破。スマホ決済サービスとして急成長するPayPayユーザーを取り込むべく、Zホールディングス(ZHD)、Zフィナンシャル、ソフトバンクの3社は7月31日、2020年秋以降順次、各社傘下の金融事業会社6社のサービス名を「PayPay」ブランドに統一すると発表。ジャパンネット銀行は、21年4月5日にPayPay銀行への商号変更が決定している。
 
金融事業会社6社のサービス名を「PayPay」ブランドに統一

 また、ソフトバンクとみずほフィナンシャルグループは、スマホを軸とした生活シーンと金融事業を融合した次世代型金融事業で戦略的提携を行い、この戦略的提携における具体的な協働プロジェクトの一環として、One Tap BUYの合弁会社化を実施した。

 One Tap BUYは新体制の下、これまでの株式売買サービスに加え、少額からの「長期・分散・つみたて」投資を可能にする投資信託を軸とした新サービスを拡充し、今まで以上に投資未経験者や初心者にも利用しやすい資産形成の場を提供する。また、ソフトバンクのグループ会社のPayPayと、PayPayボーナスなどの利用を通した連携強化を行い、新たな次世代型金融サービスを提供していく。