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コロナ禍で飲食店にロボット需要、ソフトバンクロボティクスが配膳ロボットを投入

 ソフトバンクロボティクスグループと米Bear Roboticsは9月28日、配膳・運搬ロボット「Servi(サービィ)」を発表した。

ソフトバンクロボティクスが配膳・運搬ロボット「Servi」を発表

 今回、ロボットソリューションのリーディングカンパニーであるソフトバンクロボティクスグループと、ロボティクス・AI技術企業であるBear Roboticsがタッグを組み、新製品Serviで飲食業界を中心に新たなサービスの形を提供する。

 この戦略的パートナーシップにより「Pepper(ペッパー)」や「Whiz(ウィズ)」などさまざまなサービスロボットの開発・商品化で培ったソフトバンクロボティクスグループの豊富な経験と、Bear Roboticsの高いロボット技術が融合することで、人手不足や新型コロナウイルス感染拡大などの影響で急増する飲食店のロボット需要に応える。

 Serviは、外食サービスなどの新たなメンバーとして、スタッフとともに働き、店舗の来店客満足度を向上するために開発したロボット。障害物検知に優れ、滑らかに動き、業界トップクラスの安全性を備えている。

 また、料理の配膳だけでなく、飲料や空いた食器の片付けにも活用できるほか、指定の目的地を巡回する機能も付いているため、飲食店のオーナーは来店客へのサービス品質を高めながら、店舗運営の業務効率を最大化することが可能となる。