KDDIのスマートフォン(スマホ)決済サービス「au PAY」、ドコモのスマホ決済サービス「d払い」の利用可能店舗にセブン&アイグループのスーパーが加わった。店舗数は237店(2020年7月末現在)にのぼり、イトーヨーカドーは先行して9月10日から、ヨークマート・ヨークフーズ・ヨークプライス・コンフォートマーケットは9月16日からau PAY・d払いが使えるようになる。

セブン&アイ・ホールディングスは、コンビニに続き、
スーパーのキャッシュレス決済対応に本腰を入れる

 au PAY、d払いはともにキャリアのブランド(dはドコモの略称)を冠しているものの、MVNOをはじめ、どの通信事業者の利用者も使える。回線の紐付けの有無によって認証の仕組みが変わるため、実はどちらも回線契約がないほうが使い勝手がいいのではないかと感じる。回線契約ありのメリットは、電話料金合算払いが選べる点だ。

 セブン&アイグループのスーパー各店は、au PAY・d払いの対応と同時に、「スーパーマーケット × au PAY キャンペーン 対象のスーパーマーケットでお買い物すると誰でも最大10%還元!」「d払い お買物ラリー 9月はスーパー・飲食・アミューズメント・ネットのお店でdポイント最大+30%還元!」の対象店舗に加わる。

・2020年8月31日掲載 d払いお買物ラリー9月
https://www.bcnretail.com/market/detail/20200831_188462.html
・2020年8月21日掲載 スーパーマーケット × au PAY キャンペーン
https://www.bcnretail.com/market/detail/20200821_187600.html

 還元率はd払い お買物ラリーのほうが高いが、ポイント進呈上限は期間中合計2000ポイント。このため購入額の目安は、条件をクリアした最大30%還元で6667円となる。対して、スーパーマーケット × au PAY キャンペーンの上限は、1au ID当たり1回500ポイント・月当たり1500ポイントなので、購入額の目安は5000円。結局、差はあまりないので、月2回スーパーでまとめ買いをするなら9月中旬はd払い、下旬はau PAYと両方を使うと最も得する。
 
ID(au PAYはau ID、d払いはdアカウント)と支払い方法(d払いのみ)を登録すれば、スマホが財布になる。9月はそれぞれ上限まで、さまざまな店・サービスで使える共通ポイントで還元するキャンペーンも実施中だ

 ちなみに、セブン&アイグループのスーパーは、以前からPayPay、LINE Pay、楽天ペイ、メルペイなどに対応しており、スーパーとしては比較的早くからスマホ決済サービスのトレンドに乗った。クレジットカードなどの非接触決済(タッチ決済)への対応開始とあわせ、PayPayなど3サービスについては、店頭のQRコードを読み取る方式から、提示したバーコードを店員がスキャンする方式に変更する。クレジットカードのタッチ決済を含め、好きなキャッシュレス決済サービスを利用しよう。(BCN・嵯峨野 芙美)