身近によく使うスーパーやドラッグストアが、電子マネー、クレジット/デビット/プリペイドカード以外のスマートフォン(スマホ)決済サービス、具体的には「PayPay」「LINE Pay」「メルペイ」「d払い」「楽天ペイ」「ゆうちょPay」「au PAY」などに対応したら、現金派・電子マネー派でも、いよいよスマホ決済サービスを始めることをアドバイスしたい。

 おすすめする最大の理由は、銀行のATMの廃止・ATM手数料の値上げの動きが顕著になっており、現金引き出し回数を抑えたほうが節約になること。スマホ決済サービスならATMに行く必要はなく、チャージ時に手数料は全くかからない。そもそもレジ待ちの列で時間つぶしにスマホを見ているなら、財布を出さずにそのままスマホで決済まで済ませた方がスピーディだ。

 スマホ決済サービスは、スマホにロックを設定していればカード型の電子マネーよりセキュリティは高い。また、電子マネーの「モバイルSuica」や「モバイルWAON」などとは違い、別の機種へのチャージ残高の移行手続きが楽なので(移行という概念はなく、ID・パスワードを入力し、ログイン認証するだけでどの機種でも使える)、機種変更が億劫ではなくなるメリットがある。

 今回は、公式の「PayPayが使えるお店/サービス」の掲載店に加え、「PayPayが使える店・使えなかった店」として、記者が直近3カ月以内に訪問した東京・神奈川・埼玉の1都2県にあるスーパーのPayPay対応状況をまとめた。

公式サイト掲載・PayPayが使えるスーパー(一部抜粋)

・OK(オーケー)
・西友
・イトーヨーカドー
・ヨークマート
・そうてつローゼン
・東急ストア
・東武ストア
・ベイシア
・ベルク
・ユーコープ
・ライフ
 
PayPayが使える総合スーパー・ディスカウントストア
(2020年7月22日時点のスクリーンショット)

公式サイト非掲載・PayPayが使えるスーパー

・サミットストア(サミット)
・しまむらストアー
・スーパーアルプス
・フジ(富士シティオ)

PayPayが使えないスーパー(記者が実際に行って使えなかった店)

・さえき
・スーパーバリュー
・まいばすけっと
・ヤオコー
・ロピア(2020年4月末をもってトライアル終了)

 なお、スマホ決済サービス非対応で、既に店舗独自の電子マネーやポイントサービスを導入済みのスーパーは、その電子マネー・ポイントサービスを廃止しない限り、スマホ決済サービスを導入しないと思われる。サミットは、7月1日から全店で、従来は付与対象外だったキャッシュレス決済利用時も、独自のサミットポイントがたまるように変更。こうしたポイント還元上乗せは、消費者にとってうれしいレアパターンだ。
 
サミットは、7月1日から全店で、
キャッシュレス決済利用時も独自のサミットポイントがたまるようになった

 一方、独自のポイントサービスのないスーパーは、PayPayが昨年9月に実施した「10時~14時がおトク!家計を応援!スーパーマーケット大還元祭」といった業種限定キャンペーンとともに、新たに導入する可能性はある。今後に期待しつつ、今は他のキャッシュレス決済手段を利用しよう。(BCN・嵯峨野 芙美)