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外干し・室内干しにサラバ 乾燥までおまかせのドラム式洗濯乾燥機がおすすめの理由

 例年は実家に帰省するが、今夏は実家側の要望で帰省なし――。今年はしっかり休めると喜んでいるなら、乾燥機能のある洗濯機を購入して家事の負担を減らそう。今春、ドラム式洗濯乾燥機を購入し、ずっと嫌々やっていた洗濯物の外干し(天日干し)から開放された経験から、いま洗濯乾燥機を買うなら、ボタン一押しで乾燥まで完了する「ドラム式」をおすすめしたい。

ドラム式洗濯乾燥機の最大乾燥容量は5~6kg。
日立は奥行スリムタイプ、幅スリムタイプの2タイプを展開している

バルコニーと室内の往復、バルコニー内の移動がなくなる

 洗濯の頻度は1日1回、外干しと浴室乾燥機能のついた浴室での室内干しを前提に、乾燥機能なしのリーズナブルな縦型洗濯機(購入価格は約5万円)を使っていたが、経年劣化からドラム式洗濯乾燥機(購入価格は約16万円)に買い替えた。洗濯容量は、最大5kgから9kgにアップ。ただし、ドラム式洗濯乾燥機の洗濯~乾燥・乾燥容量は5kgで、実質的には以前と変わらない。

 洗濯機のドラムには結構な量の衣類が入るので、明らかに容量超過の状態で洗濯から乾燥まで行ったところ、案の定、乾きが悪かった。ドラム式洗濯乾燥機で洗濯から乾燥まで一気に行いたい場合は、最大乾燥容量がまとめ洗いの上限となり、おおむね5~6kgだ。
 
記者が購入した東芝ライフスタイルのドラム式洗濯乾燥機の
後継機種は8月下旬発売予定

 実際にドラム式洗濯乾燥機を使ってみて、もっと早くに購入しておけば良かったと後悔した。これまでドラム式の洗濯乾燥機を選ばなかった理由は、配偶者が洗濯物を必ず天日で干したい(干して欲しい)と要望していたため。ドラム式洗濯乾燥機の購入にあたっても、「乾燥機能の使用は忙しい平日だけ。家にいる土日は今まで通り天日干し」と指示してきたが、無視して毎日洗濯~乾燥モードを使っていたところ、「土日も乾燥機能を使っていい」と意見を覆した。

 使い始めた当初、以前よりごわついていると感じられたタオルの乾き具合が気にならなくなり、それ以上に「外に干さない」メリット(リビングから干している洗濯物が見えない、取り込んだ洗濯物の床への一時置きがない、外出中に天候を気にする必要がない)を実感するようになったようだ。
 
パナソニックのななめドラム洗濯乾燥機のエントリーモデル「NA-VX300BL」は少し先、
10月発売予定

 汚れがひどい場合でも、つけ置き、洗濯時の温水利用といった対応を取ればしっかり落ちる。洗濯・乾燥時の動作音はかなり大きいが、体感として縦型洗濯機と同等。自宅にHEMS(ホーム エネルギー マネジメント システム)を導入し、やっとインストールしたパナソニックのHEMS連携アプリ「スマートHEMS」によると、標準の洗濯・乾燥モードで日中1回使用したドラム式洗濯乾燥機の電気料金は、1日あたりおおむね20~35円。1カ月間、毎日乾燥機能を使っても計1200円程度なので、コインランドリー利用よりも安い。
 
HEMSとHEMSアプリを導入すると、
スマートフォンでいつでも電気料金や使用電力量が分かる

 汚れ落ちに問題はなく、電気代も妥当。最大乾燥容量は5~6kgなので、洗濯の頻度が1日1回または2回で、1回6kg以内に収まるならドラム式洗濯機、スポーツをしている子どもがいるなど、一度に洗いたい洗濯物の量が多い場合は従来の縦型洗濯機がおすすめといえる。

 ドラム式洗濯乾燥機を販売する主要3社のうち、東芝ライフスタイルと日立グローバルライフソリューションズは8月下旬にエントリーモデルの新機種を、パナソニックは10月上旬にシンプルモデル「NA-VX300BL」を含む「VXシリーズ」4機種を発売する。

 例年なら、年末商戦に向けた新製品発表後、型落ちとなった旧機種は処分価格で売りさばかれるが、今年は、1人につき10万円、世帯主にまとめて支給される特別定額給付金で高額家電を買い求める動きがあり、値下げする前に旧機種はすでに完売している可能性がある。どうせなら早めに購入した方が家事軽減効果は高いが、購入時期は少し検討しよう。(BCN・嵯峨野 芙美)

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