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スマートEXでの電車の乗り方を徹底解説! 複雑な新幹線もこれで楽々

コラム

2026/03/10 10:30

 スマートEXは、JR東海とJR西日本が運営するネット予約サービスです。年会費無料で利用でき、簡単な登録ですぐに新幹線の予約ができます。座席予約後は、登録したスマートフォンや交通系ICカードをかざすだけで新幹線に乗れて便利です。



 この記事では、スマートEXを使った新幹線の乗り方を徹底解説します。スマートEXを使うための準備から実際の乗り方まで幅広く紹介するので、ぜひ参考にしてください。
 

スマートEXとは



 スマートEXとは、年会費無料で利用できる新幹線のチケットレス予約サービスです。JR東海・JR西日本が運営しており、東海道新幹線・山陽新幹線・九州新幹線に対応しています。

 スマートEXを利用すると、スマートフォンやパソコンから事前に新幹線の座席を予約・購入できます。きっぷを発券する必要はなく、登録したスマートフォンや交通系ICカードを改札にタッチするだけで、そのまま新幹線に乗車可能です。特に、以下のようなシーンでは便利さを実感しやすいでしょう。

・出張や帰省で「当日はできるだけスムーズに移動したい」とき
・駅の券売機や窓口に並ぶ時間を省きたいとき
・仕事や予定の都合で、乗車時刻が直前まで確定しないとき
・家族旅行や複数人での移動で、まとめて座席を確保したいとき


 また、スマートEXでは乗車日の1年前から、当日の発車時刻4分前まで予約が可能です。さらに、予約後の変更は何度行っても無料なので、「時間を早めたい」「別の列車に乗りたい」といった場合でも、追加費用を気にせず対応できます。

 そのほか、1回の予約で大人・子どもを合わせて最大6名まで同時に予約できるため、家族連れやグループでの利用にもおすすめです。

 「新幹線のきっぷ購入が面倒」「予定変更が多くて不安」という方でも、スマートEXなら、予約から乗車までをスマホ1つで完結でき、安心して新幹線を利用できるでしょう。
 

スマートEXのメリット



 次に、スマートEXの特徴やメリットについて解説します。主な特徴やメリットは、以下のとおりです。

・お得に電車に乗れる
・便利に電車に乗れる


 それぞれのメリットについて、詳しく見ていきましょう。
 

お得に電車に乗れる


 スマートEXの魅力のひとつが、通常よりも安く新幹線に乗れる点です。

 スマートEXで予約すると、駅の窓口や券売機で購入するよりも数百円前後安く新幹線に乗れます。出張や帰省などで利用回数が増えるほど、自然と交通費を抑えられるのはメリットといえるでしょう。
 

 加えて、早めに予約することで割引が適用される早期割引制度も用意されています。たとえば、出張日程や旅行の日にちがあらかじめ決まっている場合は、乗車3日前や21日前までに予約することで、さらにお得に利用することが可能です。
 

 また、スマートEXを使ってチケットレス乗車をすると、「EXポイント」がたまる点も見逃せません。たまったポイントは、EX旅パックやEX旅先予約の支払いに1ポイント=1円として使えるため、実質的な割引として活用できます。「どうせ新幹線に乗るなら、少しでも安くしたい」という方にとって、スマートEXは相性のよいサービスといえるでしょう。
 

便利に電車に乗れる


 スマートEXは、移動当日のストレスを減らせる点でも大きなメリットがあります。

 スマートEXでは、手持ちの交通系ICカードをそのまま利用可能です。SuicaやPASMO、ICOCAなど、普段使っているICカードを登録すれば、新しく専用カードを用意する必要はありません。予約後は、改札にICカードやスマートフォンをタッチするだけで新幹線に乗車できます。

 駅で紙のきっぷを発券したり、窓口に並んだりする手間がないので、少し早めに駅へ行ったり、いちいち交換窓口を探したりするストレスからも解放されるでしょう。
 

スマートEXとえきねっとの違い


 「スマートEX」と「えきねっと」は、どちらも便利なサービスですが、対応エリアや使い勝手、向いている利用シーンに違いがあります。
主な違いは、以下のとおりです。
 

 基本的には、乗車する路線に応じてスマートEXとえきねっとのどちらを利用するか選ぶとよいでしょう。

関連記事:えきねっとの予約方法を徹底解説 乗車方法や注意点までを網羅
 

スマートEXを使った電車の乗り方



 スマートEXを使った電車の乗り方を紹介します。まずは、スマートEXを使うための準備が必要です。
 

交通系ICカードを登録する


 スマートEXを使うための準備として、利用可能な交通系ICカードを用意する必要があります。利用可能な交通系ICカードは、全国相互利用対象の交通系電子マネーです。Suica、PASMO、ICOCA、manaca、TOICA、PiTaPa、Kitaca、SUGOCA、nimoca、はやかけんが利用できます。

 次は、スマートEXに交通系ICカードを登録しましょう。登録方法は、スマートフォンを使う場合とアプリから行う2通りです。

スマートフォンから登録する方法
1. メインメニューから「SMS送信」をタップ
2. 登録している電話番号にワンタイムパスワードが送信される
3. 送信された「ワンタイムパスワード」を入力後「OK 次へ」をタップ
4. 画面下にある、「交通系ICカード情報変更」をタップ
5. 交通系ICカード番号を入力して「OK 完了」をタップ
6. 入力内容を確認して、「OK確認画面へ」をタップ
7. 問題なければ、「OK変更する」をタップ

アプリから登録する方法
1. トップ画面の右上のアイコンボタンをタップ
2. アカウント画面の「お客様情報」をタップ
3. 「お客様情報の照会・変更」をタップすると、登録した電話番号またはメールアドレスにワンタイムパスワードが送信される
4. 「ワンタイムパスワード」を入力後、「次へ」をタップ
5. 画面下にある、交通系ICカード情報「変更」をタップ
6. 交通系ICカード番号を入力して「完了」をタップ
7. 「OK」をタップして入力内容を確認
8. 入力内容を確認し「完了」をタップ

 スマートフォン、アプリどちらからの登録でも、完了後は登録してあるメールアドレスに「お客様情報登録/変更完了メール」が送信されます。

 実際に交通系ICカードを使う場合は、各予約席への乗車用ICカードの指定も必要です。

スマートフォン/アプリからの指定方法
 予約完了画面から指定する場合でも、予約詳細画面から指定する場合でも、「乗車用ICカードを指定」をタップしましょう。上記のフローでカードを登録済みであれば、登録済みのICカードリストから各席に割り当ててください。複数名分予約している場合は、全員分のICカード情報を登録したうえで割り振る必要があります。
 

交通系ICカードで乗車する


 交通系ICカードを使って乗車する方法を解説します。前項で解説した方法で各席にICカード情報を指定していれば、交通系ICカードを改札にタッチして入場し、そのまま乗車可能です。

 なお、予約した座席を利用する人全員の席に対してICカードの指定がない場合(または、ICカードをお持ちでない場合)、チケットレス乗車はできません。きっぷを発券してから入場しましょう。
 

きっぷで乗車する


 続いて、きっぷを受け取って乗車する方法を解説します。前述したとおり、予約した座席を利用する人全員の席に対してICカードの指定がない場合(または、ICカードを持っていない場合)は、必然的にきっぷでの入場となります。

 スマートEXで予約した「きっぷ」の受取場所は、以下のとおりです。

■東海道・山陽・九州新幹線各駅、JR東日本の一部の駅のEXの表示がある指定席券売機・受取専用機
■JR東海・JR西日本・JR九州の主な駅の窓口
※JR東日本の駅の窓口、JR東海・JR西日本・JR九州以外の駅の窓口では受取できません

 きっぷを受け取ったあと新幹線駅から乗車する場合、新幹線改札機にきっぷを投入して乗車します。

 在来線改札口から入場し、新幹線乗換口の指定席券売機できっぷを受け取る場合は、お持ちの交通系ICカードで入場してください。その後、新幹線乗換口の指定席券売機できっぷを受け取り、新幹線改札機にきっぷを投入して乗車しましょう。
 

スマートEXの注意点



 スマートEXは便利で使いやすいサービスですが、利用前に知っておきたい制限や注意点もあります。

特急券のみの購入はできない
本人認証サービス(3Dセキュア)の認証が必須
きっぷを受け取った後は窓口での払い戻しが必要


 ここでは、それぞれの注意点について詳しく見ていきましょう。
 

特急券のみの購入はできない


 スマートEXでは、特急券だけを単体で購入することはできません。基本的に「乗車券+特急券」がセットになった形での予約となります。そのため、

・在来線のきっぷは別で持っている
・株主優待券や別の割引と組み合わせたい

 といった使い方はできない点に注意が必要です。あくまで「スマートEXで完結する新幹線利用」を前提としたサービスと考えておくとよいでしょう。
 

本人認証サービス(3Dセキュア)の認証が必須


 スマートEXでクレジットカードを登録・利用する際は、本人認証サービス(3Dセキュア)への対応が必須です。

 スムーズに利用するためにも、事前にクレジットカードが3Dセキュアに対応しているかを確認しておくと安心です。
 

きっぷを受け取った後は窓口での払い戻しが必要


 スマートEXは基本的にチケットレスで利用でき、払い戻しもオンラインで行えます。しかし、一度きっぷを受け取ってしまった場合は注意が必要です。

 紙のきっぷを発券したあとに払い戻しをする場合、ネット上では手続きできず、駅の窓口での対応が必要になります。

 「変更やキャンセルの可能性がある」という場合は、できるだけチケットレスのまま利用・変更するほうが手間を減らせるでしょう。
 

まとめ


 スマートEXは、スマートフォンひとつで新幹線を予約・乗車できる便利なサービスです。年会費無料で使え、チケットレス乗車や無料の予約変更など、移動をラクにする仕組みが整っています。

 一方で、「特急券のみの購入ができない」「クレジットカードの本人認証が必須」「きっぷ発券後は窓口対応になる」といった注意点もあります。

 これらを理解したうえで利用すれば、出張や旅行、帰省などさまざまな場面でスムーズに新幹線を使えるでしょう。「駅で新幹線のチケットを買うのが面倒」「移動の手間を減らしたい」という方は、ぜひスマートEXの利用を検討してみてください。