靴下・婦人インナー製造・販売を行っているイイダ靴下は、7月に発売した「夏用ニットマスク」の飛沫の飛び出しの軽減効果について検証を行い、8月3日に検証結果を発表した。


 同社は、夏用ニットマスクのプレスリリースで、一般的な不織布マスクに比べて通気性が約7倍あるという試験結果を発表したが、「通気性が良いということは、飛沫飛び出し軽減効果もないのではないか」との問い合わせが多数寄せられたという。そこで、飛沫の飛び出しをどのぐらい軽減できているのかを検証する1回目の検証方法として、スプレーボトルを使用して飛沫の飛び出しを疑似的に再現して検証を実施した。

 まず、何もない場所でスプレーボトルに水を入れて1度だけプッシュ。霧状の水分が画面いっぱいに広がっている様子が確認できた。その後、夏用ニットマスクを広げた状態で、ニットマスクの内側から同じ様に1度だけプッシュを行った。夏用ニットマスクが揺れているのが分かるため、霧状の水は出ているが、なしの状態に比べて、霧状の様子が少なくなっていることから、飛沫が軽減できているとみることができた。

 今回の飛沫軽減効果については、内側にあるパイル部分がポイントになっている。そのままの生地ではニットループの間から逃げてしまうが、パイル(タオル状)にすることで、さまざまな方向にループが曲がり、また表面積も増えるため、この部分に飛沫(水分)が吸着されやすくなる。また、素材にも綿を使用していることで、水分も吸いやすい状態になっている。