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3割が「Withコロナ期」、4割が「Afterコロナ期」の消費回復を見込む

データ

2020/06/10 07:30

 バルクは、MR事業部が20~60代の男女を対象に実施した「Withコロナ期/Afterコロナ期の消費意識」についての調査結果を6月8日に発表した。調査は、全国の20~60代の男女3000人を対象に、5月28日~6月1日の期間に行われている。

「Withコロナ期」では27.1%、「Afterコロナ期」では42.8%の人が、生活の支出額が増えると予想

 調査では、新型コロナウイルス感染症の感染リスクがまだあり、感染予防対策をしながら少しずつ生活を戻していく段階(現時点)を「Withコロナ期」、ワクチンや治療法が十分に確立され、新型コロナウイルス感染症が完全に終息した段階を「Afterコロナ期」としている。

 調査対象者に、新型コロナウイルス感染症の影響による外出自粛が解除された後に、生活の支出額が外出自粛期間中と比較して変わると思うかを尋ねたところ、Withコロナ期で27.1%、Afterコロナ期で42.8%が、生活の支出額が増えると回答した。
 
「Withコロナ期」に支出額が増えそうなのは
「外食(店内での飲食)」「旅行」「食品」「友人・知人・家族との交際費」

 Withコロナ期において、生活の支出額が外出自粛期間中と比較して増えると思う品目については、男女とも「外食(店内での飲食)」「旅行」「食品」「友人・知人・家族との交際費」が上位にランクインしている。
 
「Afterコロナ期」に支出額が増えそうなのは「外食(店内での飲食)」「旅行」
「友人・知人・家族との交際費」「スポーツ観戦、ライブ、コンサートの鑑賞」

 Afterコロナ期において、生活の支出額が外出自粛期間中と比較して増えると思う品目は、男女とも「外食(店内での飲食)」「旅行」「友人・知人・家族との交際費」「スポーツ観戦、ライブ、コンサートの鑑賞」が上位となり、男性では「スポーツ・アウトドアレジャー」、女性では「理美容」への支出が増えるという意見も多かった。
 
新型コロナウイルス感染症の流行で「他の人とは一定の間隔をあけて行動」「デマなどに注意し、冷静に買い物」などの意識変化が

 新型コロナウイルス感染症の流行によって、強くなった生活意識を尋ねた質問では、「外出時は、他の人とは一定の間隔をあけて行動するという意識」「デマなどに注意し、冷静に買い物をしたいという意識」などが上位にランクインしている。