パナソニックは5月29日、世界初となる男性の肌ケアをしながらシェービングできるスキンケアシェーバー「ラムダッシュ ES-MT21」の発表を記念したオンラインセミナーを開催した。新製品は、7月1日から発売する。価格はオープンで、税別の実勢価格は2万6000円前後の見込み。

パナソニックのスキンケアシェーバー「ラムダッシュ ES-MT21」

保湿成分を角質層まで届ける「電気浸透流」

 事前に貸し出された実機の写真を見ても分かるように、これまでのシェーバーのデザインとは一線を画し、サニタリー空間に調和する「Sanitary Ambient」というコンセプトを採用。男性用のスキンケアローションや化粧水のボトルになじむグレーのトーンが特徴だ。

 ES-MT21で画期的なのが、スキンケアができる「電気浸透流」という機能を搭載したこと。同社の導入美顔器イオンエフェクターに搭載している機能を応用したもので、プラス電極とマイナス電極に向かって生じる水の流れに沿って、化粧水に含まれる保湿成分のヒアルロン酸を肌の角質層まで浸透させる。肌の保湿がキープされるのだ。
 
ヘッド部の「イオンプレート」

 具体的には、ヒアルロン酸の肌の角質層までの浸透量が、手で塗布した場合と比較して1.7倍に増加。化粧水を塗布してから3時間後の肌水分の減少は4分の1に抑制できる。

 ポイントはヘッド部に搭載した「イオンプレート」とグリップ部の裏にあるチタン素材の「イオンパネル」。化粧水などを肌にたっぷりと塗布した後、イオンパネルをしっかりと握って、イオンプレートを肌に密着させる。こうすることで、電気浸透流が生まれるのだ。
 
「電気浸透流」が発生する仕組み
 
化粧水の保湿成分が角質層まで浸透する

 グリップ部の正面にある「イオンスイッチ」と「温感スイッチ」は2段階の調節が可能で、温感スイッチを押すとイオンプレートが温かくなり、心地よいケアができる。
 
2段階の調節ができる「イオンスイッチ」と「温感スイッチ」

 なお、イオンプレートはヘッド部の天面と側面にあるため、シェービングとスキンケアを同時にできるし、スキンケアだけに集中する「イオンケアモード」を選ぶこともできる。イオンケアモードを使えば、口の周りや頬、鼻、目じりなどパーツに特化したケアができる。なお、イオンケアモードを使う際は、ヘッド部にキャップをしたままで行う。
 
シェービングしながらスキンケアもできる
 
「イオンプレート」の側面を使う「イオンケアモード」

 パナソニックでは、清潔感の重視やファッション、アンチエイジング、ジェンダーレスなど幅広い男性ユーザー層のフェイスケア需要があるとして、約60アイテムのメンズビューティーシリーズをラインアップしている。ラムダッシュ ES-MT21は、新しいスキンケア市場を開拓する戦略商品として、重要な役割を担いそうだ。(BCN・細田 立圭志)