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エディオン、2.1%の増収も大型店舗の出店コスト膨らみ31.2%減益に、20年3月期決算

経営戦略

2020/05/18 18:30

 エディオンが5月14日に発表した2020年3月期連結決算は、エアコン販売が夏の天候不順や暖冬で伸び悩んだが、消費増税の前の駆け込み需要がカバーし、増収となった。ただ、大型店舗の出店などに伴うコストが増えて減益となった。売上高は7335億7500万円(前期比2.1%増)、営業利益は122億8400万円(31.2%減)、経常利益は133億6500万円(29.2%減)、親会社株主に帰属する当期純利益は109億7700万円(5.7%減)だった。


 売上高は前期から149億円の増収となった。その増減要因の内訳は、エディオンなんば本店のオープンとエディオン広島本店のリニューアル、ポイント施策効果による135億円のプラスや、増税の駆け込み需要が307億円のプラスに貢献した一方で、増税の反動減と暖冬の影響による159億円のマイナスと、新型コロナウイルスによるセールの中止による135億円のマイナスが減収要因となった。

 商品別の売上高の増減要因をみても、生活家電の6億円のマイナス以外はAV家電が41億円のプラス、情報家電が26億円のプラス、住宅設備は57億円のプラス、その他が31億円のプラスと好調だった。
 

 営業利益では、なんば本店や広島本店の大型店舗の出店による広告宣伝費や設備が増加したほか、物流費や倉庫料など配送コストの全般の上昇や決済手段の多様化に伴う手数料の増加、販促策としてのポイント付与の増加などにより、販売費や一般管理費が増えたことによる。

 2021年3月期の通期予想は売上高が7430億円(1.3%増)、営業利益が130億円(5.8%増)、経常利益が140億円(4.7%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は75億円(31.7%減)とする。

 業績予想については、新型コロナが6月末で収束すると想定し、休業や時短営業による4月度の売上高が15%減収する一方で、巣ごもり需要などの新たな需要の発生やECの売上高180億円(前期比25%増)、リフォーム事業の売上高619億円(19%増)などを織り込む。

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