全国の家電量販店やECショップでPOSデータを集計する「BCNランキング」によると、4月の完全ワイヤレスイヤホンの販売台数は前年同月比で138.0%。2倍近くの伸び率を示していた年初よりは落ち込んできているものの、コロナ禍でも成長を継続している。


 メーカー別の販売台数前年比は市場をけん引するアップルが146.4%。平均を超える伸び率だが、ソニー(153.2%)、JVCケンウッド(554.4%)、オーディオテクニカ(393.7%)と後続も勢いをつけてきている。
 

 週次の販売台数シェア推移ではアップルが過半数には届かないまでも、安定して4割以上を維持。2位のソニーは追い上げるJVCケンウッドやハーマンインターナショナルに差を詰められている。
 

 シリーズ別の販売台数シェアランキングでは「AirPods Pro」が前月から6.6ポイント増の27.0%を記録。下位モデルの「AirPods with Charging Case 第2世代」の2倍の売れ行きとなっている。トップテン内で注目したいのは、10位のゼンハイザー「MOMENTUM True Wireless 2」。4月16日に発売したばかりの3万円を超える高級機ながら人気を集めている。(BCN・大蔵 大輔)


*「BCNランキング」は、全国の主要家電量販店・ネットショップからパソコン本体、デジタル家電などの実売データを毎日収集・集計しているPOSデータベースで、日本の店頭市場の約4割(パソコンの場合)をカバーしています。