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富士フイルム、新型コロナ向けアビガン増産開始、9月に月産30万人分目指す

販売戦略

2020/04/15 17:02

 富士フイルムは4月15日、富士フイルム富山化学でインフルエンザウイルス薬「アビガン錠」(ファビピラビル)の増産開始を発表した。緊急経済対策の一つとして、日本政府がアビガンの備蓄量拡大を決定。新型コロナ感染症向けの投与基準で備蓄量を200万人分まで拡大する施策に応える。


 7月に従来の2.5倍規模の月産約10万人分、9月に月産30万人分まで増産。その後も日本政府や海外からの提供要請に応えるため、原薬製造設備の増強を行い、生産能力の拡大を目指す。

 アビガンは、汎用的にRNAウイルスの増殖を防ぐ機能を持つ。新型コロナウイルスは、インフルエンザウイルスと同種のRNAウイルスであるため、効果が期待されている。日本感染症学会によると、新型コロナ感染症患者に対しては、1日目が1回1800mgを2回、2日目以降が800mgを2回投与、最長14日間継続する。

 日本では、抗インフルエンザウイルス薬として製造販売承認を取得済み。臨床研究や観察研究の枠組みの中で投与を開始している。

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