MMD研究所は、1月27~30日の期間で行った「2020年2月 スマートフォン決済に関する実態調査」から、QRコード決済利用者250人、非接触決済利用者250人、QRコード決済・非接触決済の併用利用者500人、スマートフォン(スマホ)決済未利用者500人を抽出し、同期間でスマホ決済について「2020年3月 スマートフォン決済の利用に関する意識調査」として詳細な調査を実施した。


 まず、QRコード決済利用者(n=750)と非接触決済利用者(n=750)に対して、それぞれのスマホ決済を利用しようと思った理由について聞いたところ(複数回答可)、最多の回答はQRコード決済、非接触決済ともに「ポイントがたくさん貯まるから」となった。
 

 併用利用者(n=500)に、各スマホ決済のイメージにあてはまるものはどちらか聞いたところ、QRコード決済は「ポイントやキャンペーンなどお得に感じる」「決済以外の機能も充実している」がそれぞれ7割を超えた。非接触決済がQRコード決済を上回った項目は、「支払いが簡単で素早い」「セキュリティが安心」「使い心地が良い」という結果となった。

 QRコード決済利用者(n=750)と非接触決済利用者(n=750)に今後の継続利用意向について聞いたところ、「今後も継続して利用したい」という回答を2019年8月から比較すると、QRコード決済は52.1%から72.5%と20.4ポイント増加、非接触決済は59.7%から81.6%と22.6ポイント増加となった。QRコード決済と非接触決済を比較すると、非接触決済のほうが継続利用意向が9.1ポイント高い結果となった。

 キャッシュレス・消費者還元事業の開始で、スマホ決済の利用はどう変わったのか聞いてみると、QRコード決済利用者と併用利用者は「今までより積極的に利用している」という回答が最も高く、非接触決済利用者は「今までと同じように利用している」が最も高い結果となった。続いて、キャッシュレス・消費者還元事業が2020年6月に終わることを説明して、その事実を知っていたか聞いたところ、スマホ決済利用者の8割以上が認知していることがわかる結果となった。
 

 最後にスマホ決済利用者に対して、スマホ決済を利用していない人にスマホ決済を薦める場合、「QRコード決済」と「非接触決済」のどちらを薦めるか聞いたところ、QRコード決済利用者(n=250)の84.4%が「QRコード決済」を薦めると回答し、非接触決済利用者(n=250)の90.0%が「非接触決済」を薦めると回答した。
 

 併用利用者(n=500)は56.2%が「QRコード決済」、43.8%が「非接触決済」を薦めると回答していた。