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動画配信サービス「Dplay」で定額制有料プラン開始、SVODを展開

販売戦略

2020/03/18 20:30

 ディスカバリー・ジャパンは、ディスカバリーがグローバルで展開している動画配信サービス「Dplay(ディープレイ)」で、新たに有料プランを3月16日に開始、SVOD(Subscription Video On Demand、定額制動画配信)サービスの展開に踏み切った。

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 ディスカバリーは、「リアルライフ・エンターテインメント」のグローバルリーダーとして、全世界で年間8000時間以上のオリジナル番組を放送し、さまざまなジャンルで世界中で多くのファンを魅了している。

 昨年9月、「ディスカバリーチャンネル」「アニマルプラネット」の2チャンネルのCS放送に加え、アジアで初となるDplayを日本で開始して以来、AVOD(Advertising Video On Demand、広告無料型動画配信)サービスとして提供してきたが、今回さらなるコンテンツ拡充とともに、SVOD事業に本格参入する。

 視聴プランは、フリー(無料登録)、スタンダード(月額750円、年額7500円)、プレミアム(月額1080円、年額1万800円)の3種類を用意。スタンダードプランでは、無料コンテンツも含め、人気番組2500エピソード以上が広告なしで見放題となり、CS放送のディスカバリーチャンネルとアニマルプラネットで放送される一部新番組の見逃し配信も行う。

 プレミアムプランでは、スタンダードの内容に加え、今回追加となる新たな注目コンテンツとして、プラネットアース・コレクションをはじめとするBBCのネイチャードキュメンタリー番組80エピソード以上がすべて見放題となるほか、クルマ専門チャンネル「MotorTrend」の日本未上陸オリジナル作品全8シリーズ(今後全400エピソード以上を順次公開)の視聴が可能。

 ディスカバリーとBBCは昨年4月、10年間におよぶ大規模なグローバルコンテンツパートナーシップを発表。ディスカバリーは、BBCのドキュメンタリー関連番組数百時間分のSVOD配信権利を獲得している。

 Dplayでは、今回新たに加わったBBCやMotorTrendの人気番組を含め、サバイバル、宇宙、アドベンチャー、サイエンス、ペット、ライフスタイルなど15カテゴリで、合計3000エピソード以上分のコンテンツ(3月時点)を提供している。昨年9月のサービス開始時から3倍以上に拡充しており、今後もほぼ毎日新たな番組エピソードを配信し、随時増やしていく予定。

 なお、今回の新プランの開始を記念して、6月15日までの3カ月間、月額支払いプランを選択された顧客に対し、月額料金が永久に200円割引となる「永久割引キャンペーン」を実施する。さらに、新型コロナウイルス感染拡大に伴う学校の一斉休校や自宅待機、また全国的に外出を控える動きが広がっている現状を受け、4月5日までの期間中、小中高生の子どもがいる家庭に、Dplayのプレミアムプランを1カ月間無料で利用できるクーポンを配布する。