【話題のニュースダイジェスト】 2020年2月14日から20日までの期間、「BCN+R」で注目を集めたのは、さまざまなキャッシュレス決済サービスの還元キャンペーンだった。中でも、au PAYのキャンペンは相次ぐルール変更で不満の声もある。また、インフルエンザ関連は依然として多く読まれた。ニュースを振り返る。

「PayPay」にあって「au PAY」にないもの

 スマートフォン(スマホ)決済サービスのキャンペーン合戦が白熱している。2月は、「PayPay」が「全国6,500店舗以上の有名飲食チェーンで『40%戻ってくる』キャンペーン」、「au PAY」が「誰でも!毎週10億円!もらえるキャンペーン」を開催。ポイント還元を狙って、長蛇の列ができている対象店舗もあったほどだ。
 
白熱する2月のスマホ決済キャンペーン合戦

 PayPayにあってau PAYにないのが、分かりやすいところで加盟店舗数。頭一つ抜け出しているPayPayを射程に捉えるには、まずは加盟店をはじめとした基礎数値で追いつくのが絶対条件だ。「PayPayではなくau PAYを使いたい」という独自の魅力を伝えられなければ、ユーザーの奪取は難しいだろう。

甘すぎるキャンペーン設計

 au PAYによる、誰でも!毎週10億円!もらえるキャンペーンは高還元率・全店舗対象とユーザーからすれば最高にお得なキャンペーンだが、1週目で即終了、2週目で即日終了と、新規ユーザーに不親切なキャンペーンともとれそうだ。しかも、急にルールを相次いで変更するのは、ユーザーからブーイングもの。2月24日~3月1日は、1日当たりの付与上限を6000円相当にするという。
 

 これまでのほかのキャッシュレス決済サービスが実施してきたキャンペーンをみれば、ルール変更が発生しうる状況は十分に予測されたといえる。その中でのルール変更は、最初から「途中でルールを変えればいい」というスタンスだったのではないかと疑ってしまう。「効果は少し疑問」どころか「逆効果」にもなりかねない事態に陥りそうだ。

PayPayが「マイナポイント事業」の対象に

 PayPayは、9月に始まる「マイナポイント事業」に登録された。
 
マイナポイント事業の登録キャッシュレス決済サービスになった

 同事業に申し込むユーザーが、マイナポイントを利用するキャッシュレス決済サービスとしてPayPayを選択すると、PayPay残高にチャージもしくはPayPay残高を利用した際に25%(最大5000円相当)のPayPayボーナスを受け取ることができる。

イオンがポイント特典を変更

 イオングループのキャッシュレス決済推進のため、「WAON POINT」を運営するイオンマーケティングは、2020年4月1日から、WAON POINTカード、電子マネーWAON カードの特典に差をつけ、WAON POINTカードは「現金派」と自称する、支払いに現金決済を利用する層を対象としたポイントカードに変更する。
 
WAON POINTカード

 特典変更に伴い、イオングループのWAON POINT加盟店でWAON POINTカード/イオンカードを提示した際、現金、イオングループ各社発行の商品券、イオンギフトカードの支払いのみポイント付与の対象となる。電子マネーWAONは対象外。

新型コロナウイルス対策の影響も

 国立感染症研究所が2月14日に更新したインフルエンザの流行マップによると、2020年第6週(2月3~9日)の患者報告数は4万4737人。定点当たりの報告数は9.04で前週の14.11から減少した。
 
インフルエンザ患者の報告数は北海道のみで増加、46都府県で減少
(マップは国立感染症研究所のホームページから抜粋)

 2月は記録的暖冬だったことに加えて、新型コロナウイルス対策でマスク着用やうがい、手洗いをこまめに行う人が多く、感染が広がらなかったようだ。