年末を間近に控え、スマートフォン(スマホ)決済のキャンペーンが再び盛り上がり始めている。決済事業者各社は、独自のキャンペーンを相次いで発表。PayPayは、早くも1月に実施する「ワクワクペイペイ」の内容を公開した。11月24~30日で話題になったキャッシュレスニュースを振り返る。

PayPayで12月に注目すべきキャンペーン 1月のワクワクペイペイにも注目

 PayPayの「まちかどペイペイ」第2弾が12月1日にスタートする。対象となる店舗は、キャッシュレス・消費者還元事業の対象で5%還元が適用されている店舗。決済すると20回に1回の確率で、最大1000円相当のPayPayボーナスが当たる。付与上限は5000円相当/月。
 

 12月は、このほかにも対象店舗を絞ったキャンペーンを複数展開。家電量販店を対象とした「家電量販7Days」は、エディオングループ各社、ケーズデンキ、上新電機グループ各社、ビックカメラグループ各社、ヤマダ電機グループ各社のショップでPayPayで決済すると、1回当たり1000円、キャンペーン期間中合計5000円を上限に、決済額の10%相当のPayPayボーナスを付与する。

 対象は、ソフトバンク/ワイモバイルユーザー(所定の端末認証を行い、PayPayアカウントと連携したユーザー)。なお、法人契約や一部の端末、料金プランは対象外。

 百円ショップのダイソー限定で実施する「だんぜん!ダイソー」は、全国のダイソー各店で1回、税込み700円以上をPayPayで決済すると、100円相当のPayPayボーナスを付与する。通常は1回のみだが、ソフトバンク/ワイモバイルユーザー、Yahoo!プレミアム会員は、期間中2回まで適用可能で、合計最大200円相当のPayPayボーナスがもらえる。

 早くも2020年1月のキャンペーンも決定した。月替わりキャンペーン「いつもどこかでワクワクペイペイ」として、「ローソンおトクWeekキャンペーン」を開催。全国の「ローソン」「ナチュラルローソン」「ローソンストア100」で決済すると、最大10%相当のPayPayボーナスを付与する。
 

 PayPay残高かYahoo! JAPANカードで支払った場合に還元を受けられる。最大10%還元の対象になるのは、Yahoo!プレミアム会員とソフトバンク・ワイモバイルのスマホユーザーのみ。付与上限は1回当たり200円相当で、期間中、1000円相当としている。それ以外のユーザーは5%還元で、付与上限が1回当たり100円相当、期間中、1000円相当としている。

 オンラインでは、漫画・電子書籍販売サイト「ebookjapan」で「年末年始は電子書籍で最大20%戻ってくる!」キャンペーンを実施。電子書籍をPayPay残高で支払って購入したユーザーに、最大20%のPayPayボーナスを付与する。期間は、2019年12月26日午前0時から20年1月13日午後11時59分まで。
 

 対象は、ebookjapanで販売する全ての電子書籍。ソフトバンクとワイモバイルのスマホユーザー、Yahoo!プレミアム会員は、PayPayボーナス1%とPayPayボーナスライト19%を合わせた20%が付与される。それ以外のユーザーでも、PayPayボーナス1%とPayPayボーナスライト9%を合わせた10%が付与される。

LINE Payは「年末感謝クーポン祭」を開催

 LINE Payは、2019年12月1日10時~31日23時59分に、1人1回のみ好きなクーポンをダウンロードして対象店舗で利用できる「お好きなお店で、お好きな商品を『年末感謝クーポン祭』」を開催する。
 

 コンビニ、飲食店、スーパー、ドラッグストアなどで使える「LINE Payクーポン」を発行し、利用数が合計400万個に達したら終了する。「200円以下無料クーポン」「300円以下無料クーポン」などの場合、お釣りは出ないが、LINE Pay残高の金額に関わらず、表示された金額以下の商品なら好きなものを選べる。

 対象店舗は、セイコーマート、セブン-イレブン、ファミリーマート、ミニストップ、ローソン、くら寿司、31 アイスクリーム、スシロー、松屋、吉野家、リンガーハット、ウエルシアグループ、ココカラファイングループ、サンドラッググループ、ツルハグループ、サミット、ライフ、ゲオ、TSUTAYA。なお、一部対象外の店舗がある。
 

 駆け込んでおきたいのが、スギ薬局・ジャパンでLINE Payコード支払いを使うと、支払い金額の10%分のLINEポイントを付与するキャンペーン。12月1日までのキャンペーンなので、購入したいものがあるならぜひ期日までに利用することをおすすめしたい。LINEポイント付与上限は200ポイントまで。
 

 一時のブームになるのではないかともみられていたキャッシュレス決済だが、11月29日にポイント還元事業の予算を3000億円増やす見通しであることが報道されるなど、利用者は順調に拡大している。ポイント還元事業の期限である来年6月までに、各事業者が今後も使い続けたいと思わせる施策を打てるか。お得なキャンペーンも含めて、注目したいところだ。(BCN・大蔵 大輔)