店舗でお得になる決済手段として広がっているスマートフォン(スマホ)決済だが、実はフリマアプリやネット通販(EC)でも利用できるシーンが広がっている。11月は1年のうちでもECが特に盛り上がる月ということもあり、対象をネットの世界に絞ったキャンペーンも開催されている。10月27日~11月2日で話題になったキャッシュレスニュースを振り返る。

PayPayフリマ&モールもスマホ決済でお得に

 ヤフーは、10月にスタートしたECモール「PayPayモール」とフリマアプリ「PayPayフリマ」で、11月1日からPayPay決済で購入すると最大20%相当のポイントを付与するキャンペーンを実施している。

 PayPayモールは、厳選ストアだけを集めたECモールで、高品質が保証された商品だけを取り扱うことで玉石混合のネットショッピングのストレスが少なくしているのが特徴だ。
 

 キャンペーンでは、1人当たり1カ月に1万円相当が上限。最大20%が還元されるが「キャッシュレス・消費者還元事業」の対象ストアであれば、さらに5%が加算され、最大25%相当の還元となる。期間は2020年1月31日まで。総額100億円に達した場合は、その時点で終了となる。

 PayPayフリマでは、購入金額の最大20%を還元するキャンペーンを実施。付与上限は1回当たり1000円相当、1カ月当たり3000円相当。期間は12月25日まで。同サービスでは、10月30日まで出品者の送料が無料になるキャンペーンも実施している。
 

まだまだ広がるスマホ決済の対応店舗

 11月1日からは、各サービスが一斉に対応店舗を拡大する。PayPayは、11月1日にユアペティア、おうち DEPOなどのOlympic(オリンピック)グループ店舗で対応。同グループでのスマホ決済サービスの対応は初となる。楽天ペイはパルコ17店舗で対応。こちらでは、現在実施中の「楽天ペイアプリのお支払いで最大5%還元」キャンペーンの対象になる。

 10月16日からコクミンの運営する「コクミンドラッグ」に対応したOrigami Payは、11月1~15日の期間で、50%オフクーポンを配信。Origami Payを初めて利用する場合が最大1000円割引のクーポンを2度、すでに利用したことがある場合がコクミンで初めて支払うと1度クーポンを取得できる。
 

 10月30日からマツモトキヨシホールディングスが運営するグループ店舗で対応したLINE Payは、11月16日~12月31日まで、支払金額がその場で200円引きになる「マツキヨ限定!LINE Pay200円OFFクーポン」をプレゼントする。「LINE Pay」の「LINE公式アカウント」からの配信か、店内POPのQRコードなどからクーポンをダウンロードすれば、支払い時に利用することができる。

「楽天Edy」がiOS向けの専用アプリで使いやすく

 電子マネー「楽天Edy」は、残高や利用履歴の確認、還元されたEdyの受け取りができる「Edyカード用楽天Edyアプリ」をiPhone向けに10月28日に提供を開始。Apple Payに楽天Edyが登録できるようになったわけではないが、iPhoneユーザーでも楽天Edyが使いやすくなる。

 アプリでは、「Edyカード」や「Edy機能付き楽天カード」に搭載されているFeliCaをiPhoneで読み取ることができる。また、Edyの残高や直近6件までの利用履歴の確認、楽天Edyや加盟店などで実施しているキャンペーンに参加して付与されるEdyの受け取りも可能だ。

 10月後半には、スマホ決済関連のキャンペーンは一段落ついたように思えたが、11月に入ると各社から新たなキャンペーンが続々と出てきた。全てを使いこなすのは大変だが、自分の生活圏の店舗で開催しているのなら、ぜひ活用してほしい。年末にかけてはさらに大規模なキャンペーンが展開されることが予想されるため、無駄にならないはずだ。(BCN・大蔵 大輔)