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渋谷の東急東横店が2020年3月末に閉店、今後は新業態に注力

経営戦略

2019/07/23 22:00

 東急百貨店は2020年3月31日、東京急行電鉄が関係事業者と進めている渋谷駅周辺の再開発事業に伴い、東京・渋谷の「東急百貨店東横店」の営業を終了する。なお、東横店地下1階の食品売り場などについては、同日以降も営業を継続する。

東京・渋谷にある「東急百貨店東横店」が来春で営業終了

 東急百貨店は渋谷を最重要拠点に位置付ている。同店の閉店後も、食品売り場に加えて、渋谷の道玄坂にある東急百貨店本店や渋谷ヒカリエ内の「ShinQs」は営業を続ける。また、19年11月1日に開業する商業施設「渋谷スクランブルスクエア ショップ&レストラン」の一部区画にテナントを出店する。

 渋谷スクランブルスクエア ショップ&レストランには、ビューティーとハンドバッグ、シューズ、ファッション雑貨を取り揃えた「+Q(プラスク)」や、最旬のデザイナーズブランドから次世代ブランドまで常に50ブランド以上がラインアップするセレクトストア「428―224(シブヤ224)」、スイーツとデリに特化した「東急フードショーエッジ」などを出店。百貨店事業で培ったノウハウを生かして、新業態に注力していく。