スマートフォン決済サービス「PayPay」の「100億円あげちゃうキャンペーン」が終了したのも束の間、競合である「LINE Pay」が同様のポイント還元キャンペーン「Payトク」を12月14日にスタートした。期間は12月31日まで。さっそく対象店舗のファミリーマートで「LINE Pay」を使って買い物をしてみた。

ポイント還元キャンペーンを開始した「LINE Pay」で決済してみた

 「Payトク」は期間中にLINE Payで決済した金額の20%がLINE Payアカウントに還元されるキャンペーン。「PayPay」の「100億円あげちゃうキャンペーン」と還元率は同じだが、細部で異なる部分もある。

 たとえば、還元上限額。PayPayは20%還元は最大月5万円までと設定していたが、LINE Payはキャンペーン中の総額で最大5000円までとしている。また、PayPay祭を盛り上げた、抽選で会計の全額(最大10万円)を還元する仕組みはPayトクにはない。PayPay祭は100億円という上限額に達したため、12月13日に終了となったが、Payトクに金額の上限はないため、年内に利用したユーザーは漏れなく恩恵を受けることができるはずだ。

 もし普段からスマートフォン決済を利用している、もしくはPayPay祭でPayPayを使ったというユーザーならLINE Payの使い方に悩む必要はないだろう。LINEを立ち上げ、メニューバーから「ウォレット」を選択。銀行口座などから現金をチャージすれば準備は完了だ。

 今回はファミリーマートの窓口で会計したので、支払方法にはQRコード決済を選択した。LINE Payには使用金額でランクが変動するマイカラーの還元率があるのだが、コード支払いを利用すればマイカラー還元率に3%が上乗せされる。記者はブロンズカラーなので還元率は0.5%。それに+3%で3.5%。今回のキャンペーンの20%を足せば、実質23.5%がポイント還元される計算になる。

 はたして、この破格のポイント還元は本当なのか。結論から言うと……分からなかった。というのも、今回のキャンペーンの還元額は決済履歴では確認できないからだ。LINE Pay広報に確認したところ、現時点でキャンペーンによる還元額を確認する方法はないとのこと。2019年2月中にLINE Pay残高に反映されるまでは、決済履歴から自分で還元額を計算する以外に手段はなさそうだ。
 
決済履歴では通常ポイント付与しか確認できなかった。還元時期は2019年2月中とのこと

 したがって、もし上限額まできっちり得したいという人は12月14日以降の決済金額が合計2万5000円程度になるように買い物をするとよいだろう。“程度”としたのは、コード決済ボーナスやマイカラー還元でユーザーごとに多少の誤差が生じるからだ。

 いうまでもないことだがPayPayとは対象店舗が異なる。LINE Payは対象だが、Payトクは対象外という店舗も一部ある。また、PayPay祭では商品カテゴリーの縛りはなかったが、Payトクではキャンペーン対象外の商品カテゴリーも存在する。「お酒・タバコ・書籍などの一部商品」がそれに該当するので、注意が必要だ。

 似たキャンペーンが続いて少しややこしいかもしれないが、利用すれば出費がかさむ年末に大きく得できることはたしか。サービスとキャンペーンの詳細を正確に把握して、賢く買い物したいところだ。(BCN・大蔵 大輔)