ソフトバンク、Pepperで北米の教育支援へ

販売戦略

2018/12/04 14:00

 ソフトバンクグループは、人型ロボット「Pepper」の北米の教育機関などに寄付した。Pepperを活用した教育プログラムが米国カリフォルニア州のサンフランシスコ統合学区(San Francisco Unified School District)や、マサチューセッツ州のボストン・パブリック・スクールズ(Boston Public Schools)で2018年11月に開始。寄付先を順次拡大し、21年9月までに100台以上の寄付を予定している。

サンフランシスコ統合学区での活用風景

 ソフトバンクグループでは、17年4月にロボットを活用して教育支援などを行う「Pepper 社会貢献プログラム」を日本で開始。これまで2000台以上のPepperを教育機関などに貸し出しており、1万7000回以上の授業が実施された。このプログラムで培ったノウハウ・経験を北米でも展開することによって、Science(科学)、Technology(技術)、Engineering(工学)、Mathematics(数学)を重視した教育方針「STEM教育」に寄与していく。