全国の主要家電量販店・ネットショップからデジタル家電の実売データを集計する「BCNランキング」によると、2018年8月のSIMフリースマートフォン(スマホ)のメーカー別販売台数シェアで、ファーウェイが50.7%を獲得した。同社がSIMフリースマホで過半数を超えるシェアを獲得するのは初となる。


 2014年6月にSIMフリースマホに参入したファーウェイは短期間で販売台数シェアを急拡大。2017年の年間販売台数シェアでは37.5%で首位に立ち、その後もラインアップや販売チャネルの拡充によって数字を伸ばしていた。

 過半数を占める決め手となったのは、今年6月に発売した「P20」シリーズ。特にお手頃価格でフルディスプレイやダブルレンズを搭載した「HUAWEI P20 lite」は、登場してすぐにシリーズ別販売台数ランキングでトップに躍り出るなど、早くも定番モデルのポジションを確立しつつある。
 
躍進を支える「HUAWEI P20 lite」は早くもSIMフリースマホの定番モデルに

 大手3キャリアが販売する端末も含めたスマートフォン全体の販売台数シェアでは、絶対王者のアップルとまだ26.6ポイントの差があるものの、6月以降はシャープとソニーモバイルを抜き、アップルに次ぐ2位に浮上している。
 

 ファーウェイはワールドワイドでは、2018年2Q(4~6月)の出荷台数ベースの市場シェアでアップルを逆転し、2位に上昇。こちらは首位のサムスンに5.1ポイント差と射程圏内につけており、世界一のスマホメーカーへの道筋が見えてきている。(BCN・大蔵 大輔)


*「BCNランキング」は、全国の主要家電量販店・ネットショップからパソコン本体、デジタル家電などの実売データを毎日収集・集計している実売データベースで、日本の店頭市場の約4割(パソコンの場合)をカバーしています。