「インクカートリッジ里帰りプロジェクト」が10周年

 ブラザー工業/ブラザー販売(ブラザー)、キヤノン/キヤノンマーケティングジャパン(キヤノン)、デル、セイコーエプソン/エプソン販売(エプソン)、日本HPによる使用済みインクカートリッジの共同回収活動「インクカートリッジ里帰りプロジェクト」は、活動開始から10周年を記念した特設サイトをオープンし、回収実績や10年間の歩みを紹介している。

活動開始から10周年を迎えた、インクカートリッジ里帰りプロジェクト
活動開始から10周年を迎えた、インクカートリッジ里帰りプロジェクト

 ブラザー、キヤノン、デル、エプソン、日本HPは、家庭用プリンタの使用済みインクカートリッジの再資源化はインクジェットプリンタを販売する企業の社会的責任ととらえ、2008年4月に共同プロジェクトを立ち上げた。当初、全国の主要な郵便局でスタートした回収活動は、250以上の自治体の賛同を得て拡大し、現在の回収拠点数は全国6000か所に広がっている。
 
里帰りプロジェクトで設置している、インクカートリッジの回収箱
里帰りプロジェクトで設置している、インクカートリッジの回収箱

 18年3月末時点で、10年間に回収した使用済みインクカートリッジは累計2400万個以上に及ぶ。今後もプロジェクトを継続し、循環型社会の形成に貢献していく。