2017年6月9日に発売したファーウェイのSIMフリースマートフォン「HUAWEI P10 lite」が、スマートフォンの機種別週間販売台数ランキングの1位を獲得した。

 家電量販店の実売データ集計した「BCNランキング」では、携帯電話・スマートフォンは、キャリア・ストレージ容量ごとに別機種として集計している。その機種別ランキングで、12月第1週(2017年12月4日~10日)、「HUAWEI P10 lite」はシェア7.8%を占めて、発売以来、初めてトップに立った。
 
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 「HUAWEI P10 Plus/P10/P10 lite」の新製品発表会のプレゼンテーションのなかで、ファーウェイ デバイス 日本・韓国リージョンプレジデントの呉波氏は、前機種「HUAWEI P9 lite」はSIMフリー端末として初めてランキング入りしたと紹介。後継機種となる「HUAWEI P10 lite」は、「BCNランキング」の機種別ランキングで、6月第2週(6月12日~18日)以降、常にトップ10入りを果たし、ついに1位に輝いた。
 
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前機種「HUAWEI P9 lite」も人気だった(「HUAWEI P10 Plus/P10/P10 lite」の新製品発表会のスライドより)

 なお、SIMフリースマホの機種別1位獲得は、7月第2週(7月10日~16日)の「HUAWEI P9 lite」、9月第2週(9月11日~17日)のASUSの「ZenFone Go(ZB551KL-16)」に続き、今年3度目。iPhone新モデル登場後としては初だ。

 競合のAppleのiPhoneシリーズは、複数のキャリアが取り扱い、さらに機種ごとにストレージ容量のバリエーションがある。このため、個別にカウントする機種別ではなく、キャリア・容量の違いを合算したシリーズ別の集計結果のほうが、より実際の人気度を示しているといえる。

 同じ12月第1週のシリーズ別の販売台数1位はAppleの「iPhone X」となり、「HUAWEI P10 lite」は4位に後退する。それでも今年9月発売の新機種、「iPhone 8 Plus」を上回っており、SIMフリースマホのなかでは圧倒的な人気だ。
 
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 「HUAWEI P10 lite」は、「HUAWEI P10 Plus/P10」のライト版の位置づけだが、使い始めの軽快な動作がずっと続く独自のアルゴリズムを取り入れ、10分の充電で約2時間の動画再生が可能な急速充電に対応するなど、使い勝手のよさは上位機種と同等。価格は3万円を切り、値ごろ感の高さも好調な売れ行きにつながっているようだ。(BCN・嵯峨野 芙美)


*「BCNランキング」は、全国の主要家電量販店・ネットショップからパソコン本体、デジタル家電などの実売データを毎日収集・集計している実売データベースで、日本の店頭市場の約4割(パソコンの場合)をカバーしています。