3月に発売した任天堂の家庭用ゲーム機「Nintendo Switch(ニンテンドースイッチ)」は、秋にかけて供給量を増やすとしているが、いまだに需要に供給が追いつかない状況が続いている。Nintendo Switchの販売が告知される度に店舗前にできる行列が、現状の裏づけになるだろう。

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発売から半年が経とうとしているが、早朝から行列ができる

 8月26日には、東京・秋葉原にあるビックカメラやヨドバシカメラなどの大型量販店が、合計で1000台を超えるNintendo Switchを販売。これまでを上回る販売台数に、顧客の間で喜びの声が広がった。

 一方で、まだ購入できていない消費者は、SNSなどで悔しさを吐露している。任天堂の公式オンラインストア「マイニンテンドーストア」でも、10月以降に届くNintendo Switchの予約受付を22日に開始したが、アクセスが集中し過ぎてネットワーク回線が混雑し、購入どころか接続すら安定しない状況が続いている。28日現在のマイニンテンドーストアでは、次回予約は29日としているが、一日の予約受付台数は不明のままだ。

 最も避けたいのは、Nintendo Switchの供給がさらに増えた頃に、消費者の関心が薄れてしまっている事態だ。「行列をみて、店舗での購入を断念した。ネット予約にも接続できず、半ばあきらめている」との声も、すでにある。任天堂や販売店にとって、機会損失となりかねない状況は、いつまで続くのか。